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この時期 井の頭線の両脇に沢山あじさいが咲いている。
が
あんまり奇麗じゃない。
せめて雨でも降ってくれれば、また違っただろうに・・・
それもない。
コンクリートの壁の隙間から、しみ出るスジ
錆びたトタン屋根
みんなみんな飽きている。
なにもかも飽きている。
新しい事って
全部自分の中にあって
発見する事に
この景色、何の意味があるのか。
どこを見ていれば良いのか。
わからない。
ぼやかして、膜が出来たら
あじさいも奇麗になるのかい。
春かもね
人生の。
眠くない眠りに目覚めて眠り迎えた朝。
何やってたんだっけ。
わからない。
あれはどこいった。
これはどうするんだっけ。
とりあえず靴ひも
そしたら自然と心と裏腹も何もかも
知らず知らずゴタク並べず理屈なく
結べ。
扉は開ける為にある事に気付く年頃だ。
「行ってくるぜ!」
「ただいまだぜ!」
旅は一人じゃつまらない。
君にも見せたいと。
扉を開けるのは
俺が先でも良いから
一緒に行きたい場所があるだけの
ただそれだけの
遥かもね
30は
人生の春かもね。
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