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ソファー


そいつの仕事は俺を眠らせること。

俺の前には、1m先にスピーカーが構えてる。

だが、お構えなしにそいつは俺を包み倒しにかかる。

引力でも無く、何でも無く

気分は天井へ、体は横倒れ

スピーカーからのうめきが遠くなるかならないかの、

その一時

俺のまぶたは、世界と遮断

シャットアウト

その間、1分もかからない。

そいつは仕事を優しく、そして残酷にも

静〜かに重く強く成し遂げる。

俺を眠らせる。

やがて目が覚める

そいつはただのシミのついたソファー。

バネの弱い奴に様変わり

俺は立ち上がり、眺める

朝か・・・・・

いったいなんだったんだろうか?

あの重さは・・・・・

ソファー

あの重さは・・・・

ソファー

シミがついている・・・・








2003年07月02日(水)

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