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2号


トイレの給水管
タンクに水を送る給水管

ヒタッ ヒタッ 
タンクに繋がるネジで締めてあるところから
水滴が垂れるので

その下に空き缶置いて
オシッコして水流したあとは
給水管の根元の蛇口を閉めると
したたる水滴も止まるって
すんぽうを選んで

なんとか1日乗り越えて
翌日大家さんに電話しようと思っていた
矢先に

給水管の根元の蛇口を
締め忘れていたらしく

約2時間後
もう一度トイレに行ったら
床一面、水びだし
ってわけで

ひたひた、水滴も
2時間も経てば
立派な水たまりなわけで

雑巾しぼって吸い取っていた
夜の1時に
玄関を叩く音、ひとつ。

何だと思い、扉越しに
たずねると、

この部屋の下に住む住人で
どうやら1階で
水漏れが発生していて
ふすまの中も
水がしたたっているらしく
こりゃ大変だ。

事情を説明すると
「田村さんは悪くないですよ
ただ、出来る事ならトイレが治るまで
トイレ我慢して頂けないでしょうか」と
「了解、そりゃ〜悪かった」

良いパパのような人だった。

今日トイレ直って
お菓子もって下のおうちに行ったら
可愛い奥さん登場。

引っ越した当日も挨拶したが
そん時は何とも思わなかったが
とても可愛らしい奥さん登場。

「昨日はすいませんでした。」
「いやいや田村さんは悪くないですよ
こんなもの頂けるなんて本当にありがとうございます。」
その家の子供
「うちに上がってけ〜」
「お子さん可愛いですね〜」と思わず言って
子供に手を振った。

これってもしや、
俗に言う
近所付き合いの始まりってやつか〜??

急に照れくさくなって俺は
自分の部屋に戻った。

どうでも良いけど、

全く関係ない話だが

交通事故や何か不幸な出来事が起きて
完全に意識がなくなって
三途の川が見える瞬間
男の場合、チンチン(2号)は立っているらしい。

本能なんだろう。
「何もしね〜って言うのかよ!」
「この世に生まれ、自然の摂理のなか
お前は何もしね〜っつうのかよ!」
「何も残さないっつうのかよ!」
「何も生み出さないっつうのかよ!」

って2号は本能で発射するんだろう。

その後について来る、論理や概念で
動物は子孫を残す習性やらなんやら
付け加えられても、
この2号は理解出来ないぜ。

この2号がいつも思っているのは

「この世に生まれて来て
何もしね〜っつうのかよ!!」

と、悶々と発射することだけであって

ムヤミヤタラにもいいけど
もっと神秘的な部分でうずくんだろう。

「この世に生まれて来て
何にも残さね〜っつうのかよ!
生まね〜っつうのかよ!
何にもしね〜っつうのかよ!」

って、神秘的な部分で
細胞と細胞というのは
決して重なる事はなく
無数に繋がり合い
一つの形を作り出すらしいが
唯一重なり合って
二つが一つになり
新たな細胞を作り出すのが
新たな生命らしい。

2号はモンモンとしている

「何もしね〜っつうのかよ!」

って今日も明日もあさっても
三途の川で執着しているらしい。

ビ〜ンと叫んでいるらしいぞ。











2003年06月12日(木)

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