2005年02月21日(月)
ひさびさ日記 −れん



晴れ 風冷

久々です。日記書きます。
しかし思えば、このまさら通りも3歳なんですねえ。すごい。

肉を買いにカーンマーケットに行きました。去年か、内側の公園が駐車場になりまして、狭いながらバイク置き場も併設されてるんですが、帰ろうとしてると、その駐輪場の狭い出入り口を塞ぐカタチで、一台の車が駐車してきました。中から若い今風兄ちゃん二人と大きな大きなお姉ちゃんが降りてきたので、(ちょっとここは駐車出来ない所だよ、駐車しちゃうとバイクとか自転車が出られないよ)と言いますと、運転してた兄ちゃんは、(ちょっとだけだから大丈夫だよ)と恥ずかしそうに言い訳してましたんで、(おいら今バイク出したんだよね)と言いますと、(そっかーどうしよう)と思案顔。そこに、後部座席から出現したおっきなおっきなお姉ちゃんがヒンディーで、(向うから出せるでしょ、どこからでも出せるでしょ、とにかくどうにかして自分で出しなさいよ)とガンガン叫ぶ叫ぶ叫ぶ。兄ちゃんたち引き連れて、とっととスナック食べに行ってしまいました。久しぶりにおもいっきし叱られてしまった。

最近やったテキスト中のお話。昔昔、王様が大臣と召使を連れてジャングルに狩に出かけました。鹿を追いかけるのに夢中になった王様、大臣と召使から逸れてしまいました。

夜になっても帰ってこない王様、大臣は心配になって召使に捜索を命じました。召使は森の中へ。すると一軒の小屋が。そこには、盲目のサードゥが。召使はサードゥに(オイ、そこの盲目!誰か見んかったかー)と。サードゥはただ頭を横に振り、そ知らぬ振り。召使は先へ向かいました。

心配になった大臣は、自分も捜索に、森の中へ。サードゥの小屋が。大臣はサードゥに(そこのお方よ、誰か通り過ぎたのを見なかったか)と。サードゥは(そこのお方よ、つい先程、召使が通り過ぎましたぞ)と。大臣は先へ向かいました。

程なく、王様もこの小屋に着きました。サードゥを目にするや否や、馬から飛び降り敬意を表して訊ねました。(偉大なるお方よ、こちらを誰人かが通り過ぎませんでしたでしょうか)と。サードゥは(王よ、つい今しがた、大臣と召使が通り過ぎましたぞ)と。その返答に対し、王様は深く感謝の意を表し、その場を辞しました。

その後すぐに王様と大臣、召使は出会うことができ、いろいろと話しているうちに、三人とも自分の身分は明かしていないはずなのに、あの盲目のサードゥは三人それぞれの素性がどうして分かることが出来たのか、王様はそれをとても不思議なことと思い、再び三人でサードゥの小屋を訪ねることに。王様の疑問に耳を傾け、盲目のサードゥは笑顔で、(あなた方のことは、あなた方の話す言葉で理解できるのだよ。召使は私を、オイ、盲目、と呼びかけた。大臣は、そこのお方よ、と。そして、王は、偉大なるお方よ、と。人の人となりは、その人の口から発せられる言葉に顕れているのだよ)と。

ヒジョーに気をつけないといけないですね。襟を正す。

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