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2003年11月04日(火)
蚊とおっちゃんとドブ川-トウショウ
デング熱が流行ってますね。 死者もかなりでてます。
うちでもALL OUT(インドのリキッドタイプの蚊取り機)を各部屋に1個づつセットしてあります。というか常時ONになってます。
しかし、殺しても殺しても必ずどこかにいるんですよね。 網戸を潜り抜けるのか 立て付けの悪いドアや窓の隙間から入ってくるのか。 窓を開けた瞬間に入ってくるのか
検証したことないんでなんともいえないですが、っていうか検証する人いないと思いますが(笑)
政府も蚊対策として、水たまり、バケツ、古タイヤなどに水が溜まったまま放置している家は罰金を課すというルールを作って、摘発したりしているらしいのですが、市民の意識を高める程度の効果でしかないようです。
以下、人から聞いた話です。
そんなある昼下がり、 (どんなだって・・・) 外でトラックのエンジン音が聞こえて、走り去っていったなあ−・・・っと ふと窓の外を見ると
外は真っ白・・・
すぐに門番に聞くと、ハンカチを口に巻いた顔で
「薬を撒いてるみたいですよ」っていわれました。
でも顔はムチャ落ち着いてる・・・。
市役所が蚊対策でやっているんでしょうが、 これ殺虫剤ですよね。 こんなの吸ったら危険じゃないですか・・・。 なんで君は普通なの・・。
でもこれって、赤ちゃんとかがいるご家庭はすごく心配ですよね。体への影響とか大丈夫なのだろうか・・。
さて、この事件があったのは3週間前くらいでした。
すっかりほとぼりも冷めたある昼下がり、(またかい 笑) 再びトラックのエンジン音が・・・。 しかもすでに外は白し。
いったいどんなトラックだ、っと窓を開けると
荷台にエンジンを積んで、白煙を吐くチャリを 必死に漕ぐおっちゃんの姿が
これを聞いたとき、不謹慎ですが、 思わず“かちかち山”を思い出してしまいました
しかも荷台にくそ重いエンジン積んでる にもかかわらず・・・ムチャ早い・・・。 絶対に白煙は自分にかぶらせないという 気迫のペダリング。
−以上が人から聞いた話ー
話は少々それますが、 効率的なペダリングのキーポイントは、上半身の力を上手く伝えることにあるそうです。そしてそのためには上半身と下半身のつなぎ目(コア)部分がしっかりしていないといくら腕のパワー、足のパワーがあっても連動しないため、効率的なペダリングには到達できならしいです。
だから何・・・っていわれても困りますが・・・。
話を戻します。(笑)
こんだけ努力してもおっちゃん、いつかはチャリを止めるのでしょうから、その時は思いっきり殺虫剤に包まれるのでしょう。 せっかくかぶらないように汗を流しても 最後には絶対にかぶる悲しい運命のおっちゃん・・・。
デング熱にかかるのは嫌ですが、 殺虫剤を大気中にドバドバと巻かれるのも嫌ですね。
やはり皆で蚊を育てないような環境作りが必要なんでしょう。
それと同時にデリーのゴミとドブ川もどうにかすべきだと思います。
ディフェンスコロニーからINAマーケットに抜ける裏道を一度通ったことがありますが、すごい世界でした。 地獄絵っていうんですかね。 ドブ川とごみの山・・・。 あのサウスエクス-Iの裏はこうなっていたのかってあまりのギャップにちょっとびっくりでした。
私の住んでいた東京だと排水用の川に蓋をして上に公園を作ったりしていましたが、臭いものには蓋じゃないですが、蚊の発生は防げるんじゃないでしょうか。
都市部のごみ処理問題や下水問題は 蚊の繁殖と関係がありそうです。 これを解決しない限り、毎年この季節、 あのおっちゃんはチャリをこぎ続けるのでしょう。
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