2003年02月04日(火)
インドの男性―トウショウ



この前、仕事の関係でソフト会社の総務で働いている
インドの女性の方お会いする機会がありました。
その日は不幸なことに旦那さんの御祖母様が亡くなられてしまい、
彼女は仕事場から自宅に一度帰って食事の用意をして、
再び私と会うために出てきたようでした。

ところが会議中にも旦那さんが携帯に電話してきて、
彼女はスープを温めて飲むのだのいろいろ指示して大変そうでした。
電話を切ったあとに、この女性は
「インドの両親は男の人の育て方を間違っている」と一言・・・。

確かに、インドの親を見ると、子供が人に迷惑をかけることを
しているのに全然叱らない人が多いです。
おまけに、家では子守りやサーバントがなんでもやってくれちゃう。
おかげでネクタイも自分で結べない人までいます。

この女性の方は、旦那さんといろいろ家事の役割分担について
議論したらしいのですが、変わっていないといっていました。
こうした現状を見て彼女は、
子供が生まれたら絶対そういう子には育てないといっていました。

世のインドの男性みんながそういう人ばかりではないと思いますが
この国ではそういう傾向性が強いと感じます。

こういう女性のような考えのお母さんが増えれば
インドの男性も変わっていくのではないかと思います。

この国で家事も仕事もやっている男性というのはあまり多くないと思います。
なのに女性に対して威張っている人が多い・・・。

本当に強いというのなら、家事も仕事も全部自分でやって
女性には、本人の力が最高に活かせるように仕事や勉強を自由に
してもらうくらいの度量があってしかるべきじゃないかと私は思ってしまいます。でもこんな強い人ってめったにいるもんじゃない、
だから自分の力の弱さを隠すために女性に威張るんでしょうね。

力が足りないんだからそのことを認識して
男性はもっと謙虚になって女性に敬意を表するべきだと思います。

・・・と今日は書きたいことを書いてしまったトウショウでした。
これはインドに限ったことではないかもしれませんが・・・。











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