ほり日和 もくじ|昨日|明日
行ってまいりました、中○テレビハウジングプラザ神○。 一時は台風14号の影響で日曜日は大雨なんて囁かれてましたが 土曜からそんな気配は全くなく、今日も今日で そんな気配はまったくない青空の下。 むしろ暑いくらいで、どうよコレ??夏じゃんさぁ〜。 今日のキャラクターショーは「爆竜戦隊アバレンジャー」。 僕はその敵役。敵といっても実際はテレビにはまったく登場しない、 オリジナルの敵キャラ。主に内輪では「BOSS」と呼ばれる役。 手下ども(実際にテレビに出るその回のヤラレ怪人とか兵士とか)を 従えて、会場にきたお客さんに襲い掛かる(…振りをする)。 さらに30分のショーの中で中盤に会場からお客さんの子供を さらう(…振りで)。その子達を舞台に上げて、BOSSはマイク持って 内輪では「お遊び」という、一つのコーナーを盛り立てる。 これを僕が務めた。 BOSSをやるのは随分久し振りで、前にやったのは恐らくテレビで 「未来戦隊タイムレンジャー」(2000年作品)がやっている頃。 このBOSSという役は作品に関係なくアクション系のショーには 少なくとも僕が所属してる事務所のショーでは、確実に登場する。 とはいえ、作品性を十分考慮に入れた上で、BOSSのキャラ自体は 毎年変わるが、その性質は変わらない。例えば、作品が忍者もの (去年はハリケンジャーで、忍者ものだったから)ならば、BOSSも 忍者的な衣装だったり(必ずそうするとは限らないけど)、敵の組織が 暴走族だったらそれっぽい奴だったり。オリジナルのキャラという形式上、 その辺はこだわったり、逆を言えばこだわらなければ、その作品にも 適応できると言うのが、このBOSSである。 さらに、さっきも言ったみたいに実際にマイクを持って、 フリートークを展開するミニコーナーもあり、それなりにやりがいがある。 台本上、このBOSSは登場しても、「お遊びコーナー」はヒーローと MC(司会)のお姉さんが受け持つこともある。 僕は数年前(1999〜2000)の2年くらい、アクションショーがあると このBOSSをやっていた。たまにヒーローにも入っていたけど。 このBOSSは、途中であるコーナーをいかに面白く見せるか? それが使命である。当然、ショー内でのヒーローたちの敵役で しかもBOSSなので、アクションだってうまくなけりゃいけない。 僕はそんなに上手くないので、毎度苦労する。 それ以上に苦労するのが、すべてアドリブで喋らなければならない お遊びコーナー。もう必死である。受けないと、お遊びコーナーの 意味がない。お客にとっては、お遊びコーナーだろうと目的は ヒーロー。俺たちの登場で飽きさせてはその後のショーの展開に響く。 このお遊びは単なる場繋ぎではなく、その後の展開を盛り上げるためと 舞台と客席の壁を除くためのコミュニケーションの場なのである。 「お遊びなんていらねぇじゃん。早くヒーロー見せろ!」 「あ〜あ、つまんない。眠くなった。」 「・・・・・・・(コメントなし)。」 こんなことになったら、BOSS稼業廃業である。御まんまの食い上げです。 ところが… やはり3年のブランクか?それとも、才能がないのか?? 今日は散々であった、ほりBOSS。 噛む、また噛む、噛みまくる!! 久々でキンチョーしまくりもさることながら、 狙ったウケはすべてハズすという大失態ッ!! の、割にはウケまくった所もあるにはあるので、結果的には 自分的には成功ではないけれど、良かった方らしい。 しかし、僕は納得がいかない。何が納得いかないって ただ普通に喋っていたことが受けているからである。俺、 なんか面白い事言ったか??って場面で、会場爆笑ッ。 もっとも納得いかなかったのは、僕の最初の登場時(もちろん お遊びコーナーではなく、ショー本編中)。 最前列を陣取ってた、ヤンママグループが俺を見て手を叩いて 大爆笑。どうも俺のメイクが笑えたらしい。オイオイ、 メイクでウケなんか狙ってないって、今回は。 (今回はというのは、以前、アシュラ男爵メイクでウケ狙い したことがあったが、ネタ自体が古すぎて、内輪以外で 誰にも理解されなかった。ちなみにアシュラ男爵は 「マジンガーZ」に登場する敵キャラで顔の半分が女、半分が男。) 今回は反省点多すぎ。最後のレッド(アバレッド)との タイマン勝負がうまくいったのが、せめてもの救いである。 はぁ〜まだまだだな俺って。がんばろう。 久しぶりのBOSSは、それでも結構楽しかったです。 あ〜明日休みでよかった。すでに体中、痛し。 ではでは、おやすみんこ。
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