ほり日和 もくじ|昨日|明日
目が覚めたら、15時だった。12時間も寝てしまった。 そんなに疲れてたのかと、自分でも驚き。 一応10時ごろに一度目を覚ましたんだけど、 めっちゃ暑くて、扇風機つけて寝ちゃった。 う〜、せっかくの休みがぁ〜。 今日は、夕方から明日のキャラクターショーのリハーサル。 …台本ぜんぜん頭に入ってない。ヤバヤバ。 家を出る前に僕に郵便物が届いていたので、それを開封して確認。 1通は電話の料金明細。なんか、携帯のメールアドレスを 変更しなきゃいけないらしい。何だ、それ? 俺はJ-PHONEなんだけど、今度vodafoneに変わるかららしい。 なんかめんどくさいなぁ〜、それ。 まぁ@マーク前は変える気ないからいいんだけど。 もう一通は、ビッグのオーディションの結果通知。 ・・・・・・。 ・・・・・・。 落ちた。。。 なんか普通にショックだ。この間のは、遅刻したからわかる気もするけれど。 この間も日記に書いたけど、シーモア候補(主役のライバル役)は 2人だったからさ。つまり俺が落ちたということはもう一人の人が シーモアってことだね。 でも、「落ちた」と言うのは希望の役が貰えなかったと言う事であって ミュージカル自体にはアンサンブルで出演する。 最初、シーモアじゃなかったらアンサンブルになることを知ってたから それなら、「やめよう」と思っていた。 一応、アンサンブルでも希望は出したんだけど、 目立てる役じゃないなら意味ないな、と思っていた。くそ生意気に。 でも、リハに向かう地下鉄の中で、詳細についての用紙を見ながら 俺はずっと迷っていて。 落ちたことでショックを受けて、諦めようとした自分が 凄くカッコ悪く思えたり、かといってアンサンブルでも いいじゃんとか、でも目立ちたいなぁとか、 いろんな葛藤があった。 所詮俺は自分さえ目立ってればいいみたいに、 役者というもの自体に、単なる憧れやミーハーな気持ちしか 持ってなかったのかな?と、考えてた。 「何で俺が落ちたのかな?自信はあったのに。」 「俺はそんな自信を持って、できる人間と言えるのか?」 「そこまで、自惚れてたのか?」 本当言うなら、自惚れるほどでもない自分に気づいた。 馬鹿である。俺は馬鹿。大馬鹿モノだ。 ちょっと前に読んでた野球漫画に、才能がないと見切りをつけ 野球を辞めようとしていた男に、主人公の男がこう言ってたのを思い出した。 「人から与えられたものを頑張ってこなし、それを自分の努力だと思って 『限界がきたから』と辞めるなら勘違いもいいところだ。 お前は自分にそんなに胸張って、努力したって言えるのかよ。 その程度で限界なのか?自分で課せたものは何にもないのかよ。」 まさに台詞の通り。俺はまだ何もしてない。 人に彼是いったり、自分で人に自慢できるほど努力なんてしてない。 アンサンブルで満足できるできないかなんて2の次。そりゃ、やはり 役者やってるんだから、誰だっていい役やりたいに決まってはいるけど、 それができないからって、「なぜ?」なんて言っている場合ではない。 落ちたのなら、自分に足らないものがあるということ。 やることは一つ。 俺はアンサンブルで出演することにした。 迷うまでもない。演技のうまい人の演技を見て 自分の足りないところ、盗めるところ、勉強しなければ。 「未来は今の自分次第」 がんばっていきまっしょい!!
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