訂正です - 2006年12月03日(日) 昨日の日記「実相寺昭雄監督、逝く」の本文に誤りがありました。 実相寺監督の小説『立て!キンダーマン』について、 「主人公がソープに通いつめるだけの、どうしようもない小説」 と書きましたが、約10年振りに読んでみたところ、 ソープに通い詰めていたのは主人公ではなく、 あとがきに登場する実相寺監督ご本人でありまして、 物語の主人公は、浮気した女房のあそこに氷を入れたり、 DVしたり、キャバレーで暴れたりする着ぐるみ役者さんでした。 あとがきのインパクトが大きすぎて、そちらの印象が強く残っており、 勘違いしてしまったようです。大変失礼いたしました。 それでは河崎実監督による同書のあとがきを 一部抜粋したいと思います。 ----------------------------------- 監督があんまりソープの話ばっかりしているんで、 「風俗と映画どっちが好きなんですか」 とぶつけた。するとなんと、監督はすかさずこう断言したのだ。 「風俗に決まってんじゃん」 「そ、そんな!」 「だって、映画を撮っても気持ちよくないけど、風俗に行くと気持ちがいい」 (中略) こんな豪快な発言を、日本映画界でも屈指の映像造形能力を持つと 評価される大監督がビシバシ放ち、僕を爆笑かつ唖然とさせるのである。 ------------------------------------ 余談ですが、昨夜、自分で勝手に編集した 実相寺ウルトラコレクション(劇場版『ウルトラマン』、 『セブン』の狙われた街、第四惑星、円盤が来た) を見ていたのですが、やはり強烈でありました。 監督、安らかにお眠り下さい。 ...
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