READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

コズミックトリガー - 2006年01月29日(日)

エウレカ雑記でーす。

●新OPは非常に素晴らしい! 
 前OPのような冒険はないにしろ、爽快感溢れる!
 新EDは、戦争状況の中の子供たちの日常を切り取ったような内容。
 「ガンダム0080ポケットの中の戦争」のエンディングを
 ホウフツとさせます。

●サブタイ「コズミックトリガー」だけに、
 実に宗教&カルトチックな回。というか、ついに謎解き段階に入りました。
 途中、でかい壁を見上げるレントン君のシーンがあったけど、
 これがグレートウォールと思っていいのか?

●祭りの参列に隠れるストナーの口から「ラブ・パレード」の一言が。
 ラブパレードは、ベルリンで行われていたテクノ、レイブの祭典。
 100万人くらいの人々が踊りながら練り歩いたするお祭りです。
 つまりはそういうスピンオフが行われていると。
 グレートウォール=壁=ベルリンの壁という連想ゲームも可能。

●エウレカも子供を作れることが判明。
 ただし、ここで言う子供が、いわゆる生物学的に言う子供か
 どうかわよくわからん。
 だからレントンが童貞を捨てられるかどうかはまだ不明!

●ノルブ師を連れ立ってサクヤに会いに行くレントン、エウレカ。
 このシーン自体が「ナディア」の後半をホウフツさせるなぁ、と思ったら、
 ノルブ師が一言。
 「ただいま」
 思わずオカエリナサイと言いたくなりました。
 おっと、ガイナックス・モード。

●デューイの発言からすると、
 スカブコーラルは物理的崩壊=星の終わりのとき、
 すべての生物の遺伝情報を集めて宇宙に飛び立つ、
 ノアの箱舟的存在であるらしい。
 しかもスカブコーラルはそもそもは外から来たものである、と。
 ここで興味深いのが、カルト的名作「ブレンパワード」(98年)である。
 ここに登場する謎の巨大生命体オルファンも、人類の遺伝情報を得、
 宇宙に飛び立つという設定が描かれている。
 作中に登場するロボットは、そのオルファンが生み出したもので、
 人類を知るために送り込んだコミュニケーション・ツールだったわけある。
 もちろん、主人公側のグループは、オルファンとの共存を目指す反逆者たちだ。
 「エウレカ」と「ブレンパワード」の関連性は非常に重要かもしれない。
 また「キングゲイナー」(02年)は、主人公の少年の成長を、
 百戦錬磨の青年が助けるというお話だった。
 これもレントンとホランドの関係を重ね合わせてしまう。
 そして「キングゲイナー」のキャラデザインは、「エウレカ」と同じ方。
 ちなみに「ブレンパワード」「キングゲイナー」が復活後の
 富野監督の作品であることは言うまでもない。

●次回のサブタイは「アクペリエンス3」。
 1、2のように心象風景を描く気配。
 「アクペリエンス」は、もちろん、ハードフロアの曲名。

●ところで今、「ディスコミュニケーション」
 (植島啓司/伊藤俊治のメディア論本。マンガじゃないよ)
 を10数年ぶりに読み返してるんだが、「エウレカ」の物語の根底に
 あるのは、これか?とふと思った。
「もともとの発想は、基本的に伝達が不可能であるということを
 強調しておきたいんです。根本的に伝達行為が成立し切れない。
 だから不均衡な状況が生まれてくる」
 人類とスカブコーラル、レントン君とエウレカちゃんの関係は、
 その不均衡を消すための作業なのであーる。
 まあ、オチがどうなるかはまったくわからんですが。
 ちなみにこの本の発売は、1988年。エウレカ世代ど真ん中。
 装丁もコジャレてるし、読後、妙に頭がよくなった気になれるのが素晴らしい。


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