READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

世界に広げよう、妄想の輪っ! - 2004年05月30日(日)

愛弟子であり、長年の仕事のパートナーである、
K羽Y宏さん(29歳・以下、ヒロ)から、
こんな面白いメールが届いたので晒します。

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「キューティーハニー」を唄う倖田來未が実にキュート。
正確には購入したCDとセットで付いてきたPVの
倖田來未にベタ惚れ(笑)。そこでこんな妄想を…。

■倖田來未とオレは年の差はあるものの幼なじみ。
倖田來未の実家は大阪。祖父は尺八の先生で母親は琴の免許を持つ(実話)。
オレは近所に住む本屋の息子。
小さい頃はよくオレの家に大好きな『自己啓発の本』(実話)などを
立ち読みしに来たりしていた。そしてよく遊んだ。
年の差もあり、正確にはプレステを一緒にしたぐらいだが…。
それでも彼女は学校帰りにウチに来ては、くだらない話をよくしていたのは事実。
しかし、彼女が00年「avex dream 2000オーディション」でセカンドプライズ。
その才能は多くの注目を集め、アメリカにおいて『TAKE BACK』で鮮烈デビュー。
デビュー曲が日本人で初めてアメリカ・ビルボード誌
「ホットダンスミュージック・マキシシングルセールスチャート」に
初登場19位でチャートインという快挙をなし、
某化粧品メーカーのCMソングに採用されてからは疎遠となっていた。
彼女が大阪の街を離れて数年の月日が流れた04年の夏。
帰郷した彼女が数年ぶりに古びた本屋のウチへ現れたところから物語は始まる−−。

■小さな本屋。レジに座って風俗誌をニヤニヤしながら熟読しているヒロ。
店内に客はいない。手動の扉が勢いよく開く。
倖田「まいど! 相変わらずイカ臭い本屋やな。東京にこんな汚くて、
こんな濃いエロ本をラインナップしている本屋はないで(笑)。そりゃ、客も寄り付かへんわな」
ヒロ「アホか。お前が『自己啓発』なんて、きっしょい本ばっか立ち読みしてたから、辛気臭なって客が寄り付かなくなったんや、ボケ(笑)」
倖田「いいのかな? クーは今じゃ小金持ちなんやけど〜」
ヒロ「なんや建て替えてくれるんか、ウチの本屋。ありがとさん」
倖田「やかましいわ、ボケ(笑)。なんでウチが建て替えなアカンねん(笑)。
男なら自分でどうにかせーや! しょうもない!」
■2人の声を聞いて店の奥にある自宅部分からオカンが現れる。
母親「あらまあ、來未ちゃんやんか。ごっつ美人になったんとちゃうん? 東京でモテモテやろ? オバちゃんも昔はモテモテやったからわかるで。どや、ミカン食べへんか?」
倖田「オバちゃん、相変わらずミカンなんやな(笑)」
母親「ミカンはカラダにエエねん。ところで來未ちゃん、急にどないしたん?」
倖田「久々に自己啓発本でも読みたなってな、ココで…」
母親「よっしゃ。ちょうどオバちゃん店番代わる時間やからな。どうせバカ息子はここおってもセンズリこいとるだけやからな」
オレ「こいとらんわ、ボケェ!」
■倖田・母親が同時にヒロが手に持つ風俗誌に目を落とす。慌てて隠すヒロ。
ヒロ「こほん。オカン店番なんてしてへんやんけ。クー来たからって急になんやねん?」
母親「ホンマ、アンタは極潰しやな…。お母ちゃん悲しいわ。だから、アンタはいい年して独身やねん。來未ちゃん、バカ息子に東京のイイ男の話でもしたってや」
倖田「ほな、ヒロ借りるね。オバちゃん、おおきに」
ヒロ「なんやねん」

■近所にある夕暮れの河川敷。
勾配になっている土手に座り近況を報告し合う2人。
ヒロ「お前の新曲『LOVE&HONY』買ったで。PVは脳髄が溶けるかと思ったわ(笑)。でも、何かちゃうな。アレはクーやあらへん。あり得へんでぇ〜」
倖田「当たり前やん。アレは倖田來未でヒロが知ってるクーちゃんやあらへんもん」
ヒロ「まあ、そうやな(笑)」
倖田「最近は慣れてもうたけど、ホンマは怖くて仕方ないんや…」
ヒロ「怖い? オバケでも見たんか?」
倖田「昔のクーが消えちゃいそうで…」
■寝転び空を見上げるヒロ。目を細めて夕暮れの静かな流れの川を見つめる倖田。
倖田「ギリギリのとこで大人になれへんねん。どうしても。レコード会社の人に言われたわ。『お前は確実に才能があるけど、いまいちブレイクしないのは、躊躇してるところが世間に見透かされているからだ』ってね。バレバレかいなって思うたわ。東京の大人はオバケより怖いで、ホンマ(空笑)」
ヒロ「……」
倖田「ウチな、セルフプロデュースとかしたい思うてんねん。構想もごっつあんねんけど、OKしてもらえへん。『今のお前じゃタイアップ系じゃなければCDは出せない』って。厳しいわ。ねえ、ヒロ? ウチ考えすぎなんやろか?」
■ヒロ、ズボンのポケットからタバコを取り出し吸う。吐き出される煙を見つめる2人。
倖田「たまにな、歌手になるって夢は引き寄せたけど『なんでオモロないのに笑わなアカンのやろ?』って思いながらも、平然と笑顔を作れている自分がいて、むちゃくちゃ怖いねん。最近、気がつくと深夜にいっつも泣いてんねん、ウチ」
■ヒロ、起き上がり、タバコを指で大きく弾く。川に落ちて波紋を描き、流れていく吸殻。
オレ「お前、アホやろ?」
倖田「???」
ヒロ「クーは吉本の芸人顔負けのマシンガントークが売りの元気娘やんけ? オレはクーを含めた倖田來未ってアーティストが日本イチだと思って応援してるんや!天下取って欲しいと心から願ってるわ、大阪でずっと。最高の女やもん、クーは。迷わず突き進めばエエやんけ! お前には溢れ出る才能があるんやから自分を信じなアカンで!」
倖田「え〜、何言うてんよ、急にィ〜(爆笑)。めっちゃきしょいわ(笑)」
ヒロ「おう、コラ、女! きしょい言うな(照笑)。これでもオレは大人であり、社会人やねん。これからの日本を支えていかなアカンから、いろいろ考えてんねん!」 
倖田「日本もえらいこっちゃ。どっこいしょ」
■倖田、立ち上がって体育座りのヒロの正面に立つ。
ヒロの目を見下ろす形で見つめる倖田。視線を逸らし、地面の草をイジるヒロ。
倖田「ヒロは子供の頃から優しいやん、ウチに。なんで?」
ヒロ「そりゃ、お前…」
倖田「ウチのこと、なんとも思っていいひんの?」
ヒロ「……」
倖田「ねえ?」
ヒロ「好きや…(小声)」
倖田「ウチ耳悪いんかな!? 全然聞こえへん?」
ヒロ「好きやねんって…(まだ小声&伏せ目)」
倖田「はっきり言わんかい、ボケ! チンポの皮剥けてるんやろ!」
ヒロ「剥けてるがな! 朝、毛挟んで痛いわ」
倖田「はあ。ホンマ、アホやな(笑)。ホラ、ちゃんと言うてみィ〜?」
ヒロ「お前が……來未が、誰よりも、好っきじゃ、コラ! ずっと惚れとるわ! 悪いか!」
倖田「で?」
ヒロ「で???」
倖田「まさか、こんなベッピンさんにそれだけちゃうやろな?」
ヒロ「クーとマジメにつき合いたいけどな。オレはこ汚い本屋の息子で…」
倖田「エエよ!」
ヒロ「そんな簡単でエエんかいな? お前、意味わかっとんのか?」
倖田「私アホちゃうで。ちゃんとわかってるよ」
ヒロ「例え話をするとな、フェラしたり、騎乗位でカクカク腰を動かしたりすることになるんやで、つき合うってことは。どえらいこっちゃで?」
倖田「例えになってへんわ! 思いっきり直球やん(笑)。まあエエか。
んじゃあ、今からラブホへ行こか? な?」
ヒロ「展開、早すぎやろ?」
倖田「全然。ウチは子供の頃からな、優しいヒロに抱かれたいと願っていたんやで。東京へ行ってからもずっとな。遅いくらいやん?」
ヒロ「ホンマかいな?」
倖田「ホラ、早く立って」
■倖田の差し出された両の手を握り、立ち上がるヒロ。唇を重ねる2人。

■数分後。川沿いの道を並んで歩く2人。ヒロはぎこちなく歩いている。
倖田「ヒロ、ラブホ行ったら一緒にお風呂入ろうか?」
ヒロ「エエな〜…」
倖田「東京で覚えた潜望鏡とかタワシ洗いとかして1滴残らず絞り出したるわ(笑)」
ヒロ「……。やっぱ今日はアカン、ごめん」
倖田「なんでアカンの?」
ヒロ「チュウしたら精子出てもうた…」
倖田「はあ〜。アンタ、最低やな。ナメとんのか(苦笑)」
ヒロ「いや、ナメたいけど、ナメてはいないわ!」
倖田「家に帰ってセンズリして早よ寝りや!」

■それから倖田來未は瞬く間に大ブレイク。
日本を代表する世界規模の歌姫となったことは言うまでもない。

Copyright(C) yukihiro Kuroba 2004.All Rights Reserved.
掲載記事を許可なく転載することを禁じます(失笑)。

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PS.
K羽、いいぞ、これはすばらしい!
オレ、ジェンキンズさんの娘を連れ戻す妄想すっから、
お前はキム・ヘギョンで頼むわ!



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