READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

音響メタルギター - 2003年01月24日(金)

なんか体調悪くて、寝てばっかでしたね。
弱冠、風邪気味?でしょうか。
本日の仕事は、まあ、なんのことはない、
電話&FAX&企画書仕事の連続で、
その合間に寝て立って感じ。
で、今寝れない、と(笑

今日のBGMは、YMOと細野とスケッチショウ。
ちょうどレコードコレクターズと特集やってたんで。
でも、スケッチショウは本当傑作だと思う。
昨年下半期のナンバーワンだもん。
最初は期待してなかったんだけど、
すごく「今」なことやってます。
もちろん、YMOの中期〜後期を思わせる、
エレクトロニカ風情もあるし、スネークマンショウもある。
ブライアン・ウィルソン、ジョージ・ハリソン、
ソフトロックと言った、一般の人から見れば、ある意味、
オールドウェイブとしか思えないネタもある。
でも、全然、後ろ向きに聞こえない。
むしろ、ここにあるのは僕は90年代後半から気になっていた、
ものばかりなんですよ。
それが全部、ここに集まったって感じ。
あえていうなら、それらすべてが「音響」「まったり」という
キーワードで括られてる、ということでしょうか。

でもね、自然食ばっか食べてると、
時々、合成着色料バリバリの体に悪いものも食べたくなるんですよ。
で、今なんかメタル聞いてるもん。
しかもイングヴェイとかレインボーとか(笑)。
特にレインボーはグラハム・ボネットの声が大好きで。
あのウガーッ!ってのが(笑)。
音楽最先端気取る人って、
どうしてもメタルとか嫌みたいですけど、
これはこれで「音響」として、
ひとつの構成要素だと思うんですよね。
その点、コーネリアス小山田氏はよくわかってる。
2001年のアルバム「point」なんか、
メタルギターもブラジル音楽も、
水の音や鳥のさえずりまで音楽として構成してたもんね。
小山田さんのメロディメーカーぶりがあまり聞けなかったのは、
残念だったけど…。

ちなみに最近一番気に入ってるメタルものは、
ホワイトスネイクの87年(88年?)作の「サーペンスアルバス」。
このアルバム、プロデュースがキース・オルセンなんですよ。
キース・オルセンといえば、ミレニウムのプロデューサー。
世界ではじめて16chの卓を自分でこさえた方で、
いわば元祖音響ポップス職人ともいうべき人。
そんな人が手がけたメタルですから昔のCDなのに音圧バリバリ。
ある意味ダンゴ状態なんだけど、
それが絶妙なバランスで成立してるっていうか。
どこかのHPで「へビィロックの元祖」とか書いてあって、
すげえ納得しましたよ。
ちなみにこの時のギターがジョン・サイクスって人なんだけど、
この人がまた音響的なギタリストで。
ボーカルの合間、リフの合間をぬって、
絶妙のタイミングで「ギュイーン」「キュイーッ」と音出すんですよ。
これがすごく面白いんだよね。
顔射がうまい汁男優みたいな感じでさ(笑)。
「音響」とか声高に言ってる人たちは、
なんでこういうところを指摘してくんないんでしょうか。

以上、寝る前のとりとめない雑文でした。




...




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home

エンピツ