READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

黄色い性欲 - 2003年01月08日(水)

ちゅうわけで年も明け、
「昨年、一番面白かったAVは何?」
なんて聞かれることも多いわけですが、
オイラは無条件にこう答えてます。
「桜井風花の『アンモニアトランス 黄色い性欲』だね」
桜井といえば「女優再生工場」でリストカッターであることを告白し、
話題になったけど、本作のほうがもっとすごかった。
ビデオの前半は連続ザーメンぶっかけ+
それを男優の小便で洗い流す、というパートからはじまる。
小便を口で受け、何度も吐きながら試練に耐える桜井。
終わったとき、すでに死に体の彼女だが、
TOHJIRO監督の狂気は止まらない。
後半戦。
正常位でハメられながらのザーメンぶっかけ。
ザー汁が切れたところで、小便ぶっかけに移行する。
こんな状況でチンポ立てて挿入する男優もすごいが、
挿入の快感とアンモニアの臭気で、桜井はトランス状態に。
ガタガタと体を震わせる様は、まるで死に際のゴキブリ…
そう、桜井は過呼吸に陥ってしまうのだ。
そこに飛んでくるのはTOHJIRO監督と親友・森下くるみ。
桜井を抱きかかえ介抱する監督は、
「よくがんばった!」と撮影の終了を宣言する。
現場の男優たちからは拍手が飛ぶ。
「おめでとう!」
「おめでとう!」
「おめでとう!」
森下に支えられた桜井は、ロレツが回らぬまま、
「ありがとうございました!」
と感謝の言葉を口にする。。。

どうです? すごいでしょ?
もう、エロビデオの域を越えてるでしょ。
つうか自己啓発セミナーみたいです。

しかし、桜井はなぜこんなことまでやってしまうのか?
一応、この人、4年前まではバリバリの単体AVギャルだったんすよ。
そんな女がなんで小便かけられて、
過呼吸になるまでAVやらなきゃいけないのか?
それがまったくわからない。
ビデオの中では「親友・森下くるみに負けたくないから」
と言ってるけど、そんな理由だけでここまでするか?
すなわち彼女の中には、
実家に戻って普通に結婚したり、ガキ産んだり、
というような選択肢はまったくないんである。
逆に言えばAV業界ってある種の人々には、
それほど居心地がいいのかもしれない。
僕にはまったくわからんけど。。。

そんなあれやこれやを考えてしまう貴重な作品だと思います。
『アンモニアトランス 黄色い性欲』は。
『女優再生工場』と合わせてごらんいただくとよろしいかと。



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