READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

パンクとは神の僕である - 2002年06月28日(金)

昨晩、映画「神様の愛い奴」をレンタル屋で借りた。
本作を見て、改めて奥崎謙三の偉大さを知った。

神軍平等兵を名乗る彼は、神の忠実な僕だ。
神の命令とあらばなんでもやる。
悪徳不動産屋を殺し、天皇に向かってパチンコ玉を発射。
デパートの屋上から天皇一家のアイコラをばら撒いたことも。

その精神は本作でも十二分に生かされている。
出所したばかりの刑務所の前で、
亡くなった奥さんの遺骨をむさぼり食らう。
撮影中、スタッフに喧嘩を売り、
ついには監督を降板させてしまう。
カメラの前でセックスだってやるし、
アナルに浣腸されたり、バイブを突っ込まれたりもする。
マンコが舐めれないからと怒り出し、
終いには女王様を蹴飛ばす始末。
それもこれも、すべて神の命令なのである。

怒れる老人、奥崎謙三。
神の僕とは、パンクの意なり。

てなわけで、映画「神様の愛い奴」は好評レンタル中です。
本作を見る前に、同じく奥崎主演の映画
「ゆきゆきて、神軍」を見るとよろしいかと。

以上。





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