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2004年12月22日(水)
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クリスマスプレゼント |
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最近、店にお客さんがいるので必然的に手伝う日々。 いや、お客さんが来なきゃ困るんだけどね。 「お客さんがいるから好きな事ができやしねー」 と母上に悪態つきつつ最後まで手伝う親孝行な娘。 新しいメニューを昨日今日と試作したりしてる親孝行な娘。 ネットで購入した方が安そうな食材を頼んでみたりする親孝行な娘。 自分のバック買うついでに母上にもクリスマスプレゼントで買ってしまった親孝行な娘。
そんな親孝行な娘なのには訳があり。 母上に会う頻度が高くなる=食費が浮く。 そのまま甘えるっつーことが出来ないもんで、結局何かで返さねばという意識なのだな。 なんてったって、お金は使わないと入っても来ないと思っているもんで。 だから幾ら入ってきても、何かでケチっても貯金は増えない訳だ。
そんな娘に母上がくれたクリスマスプレゼント。
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手袋と靴下とポーチとパレットの口紅。
手袋は、私がしもやけになっているので家用にと薄手を選んだそうだ。 「手袋の指先切ればキーボード叩けるでしょう?」 って言われたが、しもやけは指先なのだよ・・・おかん。 本気モードで打つ時には使えないが、マウスの時は使ってる。 ストーブも買ってもらったしで、おかげでしもやけ直りました。 靴下も、末端冷え性なので助かります。
ポーチは、最近母上が嵌ったアザレという化粧品でもらったらしい。 口紅のパレットケースもアザレでなんだか当たったそうだ。 先日、母上の化粧ポーチを店で発見して中を見ていたら、このパレットがあり。 「これ、カワイイケースじゃん。口紅って一本使い切らないからパレットだと良いんだよねぇ」と私が言ったので作ってくれたんだと。
我母上は手先が器用じゃないんだな。 だから子供の頃に必要だった給食袋みたいなのとか体操着のゼッケンだとか、雑巾もか。そういった物は気付いた時には我姉妹2号がやってくれてた。 だから料理以外の母親の手作りとかって記憶がない。 そんな母上が、私に合いそうなスティックの口紅の色を選んで、それをせっせと削ってパレットに入れてくれたっつー事が何よりも凄い事だと思う訳だ。
父上は、私の健康を凄く気にして栄養補助食品だのをよくくれた。 私の冷蔵庫を開けると賞味期限が切れたそれらが捨てられずに残ってる。 老眼では余りにも見難い小さい字で「パソコンなど目を使う方に〜」なんて書いてあったりする品を見ると、私の仕事など何も分からないのに目がいつも赤い私が気になって仕方がなかったんだろうなぁと。 まぁ、親の愛情を感じる訳だ。
最近の母上は、家でも毎日化粧をすべきだの何だの。 まだ若いのに勿体無いだの、私に女らしく小奇麗にする事を勧めてくる。 どうやら娘が独り身なことが気になるらしい。 ちと世間一般の親に比べたら遅すぎるようだが。 私は我道を行くので人の言う事なんか気乗りがしなきゃ聞きゃしねーだ。
でも、冷蔵庫を開けるたびに父上がくれたものも賞味期限が切れるまで放置せずに食してたら、少しは私の体質が改善されたのかもしれないとか思うし。 母上の言うように化粧して綺麗にしてれば、玉の輿に乗れるかも(ありえねー) まぁ、そんな事は夢見ちゃいないが「女を捨てちゃダメよ。」という母上の言うことを少しは聞いてみましょうかね。
って、別に捨てちゃーいないんだけどなぁ。
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