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2004年08月19日(木)
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こぶとり婆さん |
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こぶとり で変換したら「小太り」って出てきたよ。 それは、最近の私の事かえ? 高校時代から代わらぬ体重を維持(体型じゃないよ。体重ね<強調 体型は・・・聞かないでくれ)してきたものの、とうとう最高体重+3キロという事態。 あ・・・思い出した。3年ぐらい前にも一時期この体重を目にしたわ。 ってことは・・・
歳には勝てないってことかい? くそくそっ
さて。 本日、誕生日のお祝いをしていただく約束を自らキャンセルしてみた。 というのは、病院に行って不測の事態に陥ったからである。
21日に遠出を控え、今だ下がらぬ熱に不信感を感じた私は今日しか時間が無いと病院行きを決意。 行くならば、日頃気になっている全てをと欲張り、眼科・皮膚科・内科を受診。
まず眼科。 目の充血&涙が沁みる原因は、やはりドライアイ。 特に右目が酷いとの御指摘で、通常の人は目を閉じて開いて10秒ほど涙が保護してくれるところ、私は3秒で乾くらしい。 涙が出にくいということは、何かと弊害があるとのこと。 って・・・あれ?似たような事を言われた記憶。
そうだ。私は過去二回、顎下腺摘出手術をしている。 そのため、唾液が人より少ない。 唾液が少ないが為に、虫歯になりやすいのだと歯医者に指摘されたのだ。
ふ・・・私ってば分泌物の少ない女なのね(なんの自慢だ)。
とりあえず、目薬二種類を処方され様子を見ることに。
次に内科。 本日の病院での体温は37.2℃。 前回と違う先生で、「この間の風邪の続きですか?」と聞かれる。 風邪の続き・・・いえ、風邪というより熱が下がらないだけなんですけど? 一応、5-6年前に同じ症状で受診している事も伝えたけど、何やらピンとこない様子。
あ:「あー、でも夜になると36℃台に下がるんですよ」 先:「普通は夕方から夜にかけて熱っていうのは上がるんですよね」 あ:「もしかして、夏だから体温が高いだけってこともありますか?」 先:「最近、そういう人多いんですよ。クーラーはつけてます?」 あ:「昼間はあまりつけてなくて、夜はつけます」 先:「それで暑くない?」 あ:「最近は、風が結構入るので平気なんですけど」 先:「どんなお家?木造?」 あ:「木造です」
この話の結果、どうやら冗談で言ってた「私ってば、体温調節できない爬虫類なの」が、冗談じゃなく。当たっていたことが発覚。
この後、「だるいですか?」「だるいです」「食欲は?」「あります」という会話を経て、結局血液検査もせずに終了。 涼しくなる頃に熱も下がるでしょうと。下がらなかった時に検査すれば良いでしょうと。 取りあえず、炎症止めと胃薬を処方されて終了。
次に皮膚科。 皮膚科は2時半から手術が入ったとかなんとか。 皮膚科で緊急手術って、なんか怖いわ〜・・・とホクロに似たメラノーマに少し脅えて受診した私なだけに、少々びびる。
そう。受診した理由は、出来物系。 右足脹脛内側に、ある日突然ぽっこりと盛り上がった薄茶色の品。 老人性イボじゃあるまいに。いや、老人性なら、それはそれで安心なのだ。
診察室に呼ばれてジーンズをペロンと捲って足を出す。 「ここのデッパリが気になるんです」「いつからですか?」「多分、今年に入ってから突然なんです」「かゆいでしょう?」「かゆくないんですよ」 その後、先生が何やら小難しいことを言ったが忘れた。
先:「まぁ、念のために手術して取っちゃいましょうか」 あ:「え・・・?あ、はい。予約するんですか?」 先:「(看護士さんに)これ、5分もかからず取れるよね?」 看:「どれですか?」(おもむろに足を見せる私)「ああ、取れますね」 先:「出血もそれほどしないと思うし。今、取っちゃいましょう」
その後、同意書なるものに名前を書かされ、早口での説明を聞く。 「手術は、このデッパリをくり抜く形になります」「はい」「多少の跡が残ります」「いいです」「凹む場合もあります」「いいです」「人によってはにきびの跡みたいになる人も」「いいです」 今更、生足出して歩く機会なんて殆どないし。何でもいいのだ。
そして、そのまま心の準備もヘッタクレも無いままに、診察室横の簡単なベッドに横になり、足をタオルの上に。 先:「麻酔がちょっとチクっとしますよ。」 あ:「はい」 (目を瞑って痛く無い痛く無いと呪文を唱える・・・が、イテーイテー) 先:「ちょっと大きめに取りましょうか」 あ:「はひ(痛いのに話かけるなーっ!)」 先:「もう、麻酔効いたとおもうけど、チクチクしますか?」 あ:「しません」 先:「じゃ、取りますね」 あ:「はい(っていうか宣言しないでやってくれた方が嬉しいんだけど)」 (再び目を瞑って感じない感じないと呪文を唱える。今度は平気) 先:「やっぱり、大きめに取っておきますね」 あ:「はい(なんでもいいってばー)」
この間、たったの3分程度だったかと。あっという間さ。 横になってる私の前に先生が「これが取ったものです」とビンを見せた。 下から見上げると、何やら肌色の丸い物体が水中を漂っておられる。 漂ってるそれは、エノキの頭の部分のような物体。 どこかのBBSに、そんなアイコンがあったよね?とか考えていた。
出来れば、もっと間近で見せて欲しかったなぁと名残惜しみつつ手術終了。 化膿止めと胃薬と消毒薬、塗り薬を処方された。 くり抜かれた跡は、今日は消毒薬の沁みたガーゼで覆われて、見ることができない。 シャワーは禁止され、明日の朝の診察で初対面することになる。
くり抜かれた物体へのほのかな愛着といい、これはまさに。 こぶとり爺さんも今の私と似た感覚だったんじゃないかと思ってみる。
と、こんな事を書いていたら、無きコブ部が痛くなってきた気が。 お相手との食事をキャンセルして病院帰りにお弁当を買って、麻酔が切れる前に食べて痛み止めを飲んだのは正解だったと思われる。
来週木曜日にコブの検査結果が出るそうだ。
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