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2004年03月22日(月)
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| 変な外人と変な日本人 2 |
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昔話だの、元同僚&上司の行方だのと色々話は弾んだのだけど。 その中でも、私が今も仕事を続けている元同僚・現客先社長には、 レイさんは今回二回も会っている。
Tやん:「レイさん、太ったよねー」 レイさん:「Nさん(社長のこと)も太りましたー」 あるひ:「え?太ってたの?」
なんせ、社長社長と日記に書いているくせに、私ってば一年以上会って無い。
レイさん:「92キロとか言ってましたー」 あるひ:「ひえーっデブじゃんっ」 レイさん:「だけど、彼の場合はあれ・・えー・・・」 あるひ:「空手でしょ?」 レイさん:「そうそう。空手でウェイト増やしてるって言ってました」 あるひ:「それって、言い訳臭いけどねー」 レイさん:「わたしも、そう思いますー」
って、おいおい(笑) 「いいわけ臭い」って単語も理解しちゃうのかよって驚いた。
Tやんの待ち合わせ間違いから始まり、その物忘れの激しさを
レイさん:「Tさん、メモリ増やさないと。256にしてくださーい」
と突っ込み。 一緒になって、増設が必要だよーなんて私も言ってた。 ところが。後になって反撃を食らう事になるのさ。
すごく日本語が上達したレイさんだけど、ちょっとした単語はまだまだらしく。 時々英語が混じり出す。 私は意味が分からないので、Tやんに通訳してもらいながら話を続行。 話はレイさんの今の仕事の話。 レイさんは、胡麻とかドライフルーツとか。 そういう食品を輸出したいということで日本に来ていた。
途中、ちょっと隣のカップルが気になって上の空になってた私。 ふと、耳に入った言葉が「グリーン ビーンズ」。 当然、英語の発音。
Tやん:「グリーン ビーンズって日本語で何て言うんだ?」
Tやんに聞かれ、私の頭には緑豆という直訳が浮かんだ。 その前の話の流れも考えずに(ってか聞いてなかった)
あるひ:「グリーンビーンス?あ、そら豆?」
と言ってみたところ
レイさん:「そら豆?あるひさんは、マザーボード取り替えた方がいいですねー」
と笑われてしまった・・・・かなーりショックっ どうやら話はコーヒー豆の話になっていたようで。 大体、二人で英語交じりで喋るからいけないんだーっ
と。これだけじゃ私のマザーボード交換事件は終らなかった。
レイさんは、その他に何かを輸出したいと言っている。 どうやら、日本語の表現を知らないらしく、ますます英語だ。 今度は、ちゃんと話を聞いていた。 その商品の名はマッカというらしい。
Tやん:「えっとえっと・・・日本語だとなんだ?」 あるひ:「わからんよ。何て言ってるか全然分からん」
Tやんが、レイさんに「example(例)」を出してくれとお願いした。
レイさん:「98歳のおじいさんいますね。 そのおじいさん、若い奥さんもらった。 もう一人子供欲しい。マッカ使います。」
Tやん&あるひ:「子供欲しい?」
98歳のおじいさんが子供欲しいとなると・・・・
Tやん:「あ、キョウセイザイって言葉ある?」
あるひ:「精力剤ってこと?」
Tやん:「ああ、それそれ。」
あるひ:「ふーん・・・なんだっけ・・えーとえーと・・・ あっ、バイアグラみたいなもん?」
レイさん大爆笑
レイさん:「あるひさーん、なんてこと言いますかー(爆笑)」
あるひ:「え?なに?なんか違うわけ?」
Tやん:「バイアグラって、やばいよ(笑)」
あるひ:「え?だって98歳の老人が子供つくる精力剤っつったらさー」
Tやん:「なんか、朝鮮人参みたいなやつだって」
あるひ:「なんだよっ!それ、強壮剤じゃんかよっ」
そもそもだ。 Tやんが、「キョウセイザイ」なんて間違った日本語使うからいけない。 「強性剤」だと思うから「精力剤か?」と聞き返したのだ。
あるひ&Tやん:「レイさんのexampleミスじゃんかーっ 98歳のおじいさんが子供作るなんて言うからー」
ところが。レイさんは大真面目だったのだ。 マッカが売られてるところの紹介文に出てた話を彼は言ったにすぎないらしい。
この日本語を多少話せる外人と、英語ベラベラの日本人と、日本語しか話せない日本人の連想ゲームは、この後も何度か繰り返され。
結論として。 レイさん曰く、私とTやんは「変な日本人」決定となったらしい。 「そら豆」と「バイアグラ」発言をした私はマザーボードの交換を。 待ち合わせ時間を間違え、メールを送ったのにメモリされないTやんはメモリ増設を。 それぞれ再度、言い渡された。
そろそろ帰ろうかという時になって、私とTやんはトイレに離籍。 と、そこにレイさんの「チェックしてくださーい」という声が聞こえ、 「ちょっと、レイさんが払っちゃうよ」といい、大慌てて席に戻った私たち。 軽く押し問答の末、レイさんが言った。
レイさん:「次はレディースデイにしましょう。 そうしないと次に二人は会ってくれないでしょう?」
要は、次回は貴女達のおごり。ここは貸しにしときますってこった。 そうすれば、私たちは借りを返す為にまた会う事になると。 多忙&面倒臭がりの二人なのをレイさんは知っているのだろう。 こういう言い方ができるレイさんは、やっぱり良い人だなーと実感。
結局、そのまま会計をしてもらって外に出てトイレへゴー。 レイさんに「二人ともトイレ行ってないですかー?」と笑われた。 だってさー。3人で多分、1万5千円ぐらいだよ? それじゃなくても物価の高い日本に来るだけでも、相当お金使うだろうに。 奢ってもらうなんて出来ないって焦ったんだもーん。
そしてトイレでは。 Tやんにカバンの中身を徐に見せられて、覗いてみるとトイレットペーパー。
あるひ:「え?なに?」 Tやん:「トイレットペーパーなかったなーと思ってさー。今日だけだから」 あるひ:「え?どこのやつ?」 Tやん:「今とったの」
・・・Tやーんっ 雑誌とかで会社のトイレットペーパー持ち帰るOLとかって読んだことあるけどさ。 まさか、Tやんがそんなタイプだったとはねー(笑) 二人で笑いながら外に出ると、レイさんが待っていた。
レイさん:「二人はいつも笑ってますねー」
そんな事を言うレイさん自身が、私たちが出てきた瞬間に既に笑ってたっつーの。 端からみたら、一人でニヤニヤしてる南米人だからねっ 気をつけたまえよ状態。
それから、タクシーで駅まで行き。 レイさんを地下鉄の改札までお見送り。 急なエスカレーターを下る時に、目が悪いレイさんは私の腕に捕まっていた。
レイさん:「ほそーいほそーい」 Tやん:「スキンしか無いからー」 あるひ:「いや、骨もあるよ」 レイさん:「スキンだけー」
っていうかね?スキン スキンって・・・連呼しない方が良いと思うの。 二人とも普通に英語で「皮」って言ってるんだろうけどさー。
翌日。夜10時過ぎにレイさんから電話があった。 明日帰国しますって。 なんか、わざわざそういう電話をもらうとなんか寂しい。 地下鉄で見送った時には、まるで7-8年前の会社帰りの雰囲気だったのに。 次はいつ会えるんだろう? レイさんの国に遊びに来て下さい。って言われたけど。 36時間もかかる国。 っていうか、パスポート持ってないし。
でもね、ちょっとだけ。 Tやんが行けるなら行ってみたいなーと。 飛行機は3時間が限度の私だけど、レイさんの国を見てみたいなーと。 究極の面倒臭がりの私が、そんな風に思うほど。 すんごく楽しい再会でしたとさ。
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