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2004年03月21日(日)
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| 変な外人と変な日本人 1 |
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20日(土)にレイさん、Tやんの3人でディナーに行った。 レイさんとTやんとは、7-8年前に勤めていた会社で一緒だった。 レイさんは南米人。母国語はスペイン語。でも、英語は当然ベラベラ。 Tやんは大学の時に留学していただけとは思えないほど英語ベラベラ。 レイさんは、Tやんの元上司。私は部署が違ったけど、なんせ小さい会社だから。
当時、レイさんは日本語全く分からない状態。 インド人の社長の会社で、第一言語が英語という。 そんな中で働きながら、一向に英語を覚えなかった私も私だけど。 恋人(今は奥さん)が日本人なのに殆ど日本語を理解できないレイさんもレイさんだ。
そんなレイさんは、時々母国に帰国後、日本に一年に一度ぐらいは来ていたらしい。 そして、その度にTやんに電話をしてたらしい。 だけど、Tやんは家に居る時間が少ない。 なんたって働き者なのだ。職業はSEになるのかな? そういうことを、私は同じ会社に居たクセによく分かって無いのがミソ。 いつも留守電にレイさんは伝言を残すらしいけど、電話番号を残さない。 よって、Tやんは折り返す事も出来ず。 レイさんの一方通行で7年という歳月が流れてる。
待ち合わせ場所を決めたのはTやん。ディナーの予約もTやん。 レイさんには英語のメールを。その下にちゃんと日本語で私宛のメッセージ。 英語が分からない私を、全くバカにもせずに相手にしてくれる心優しきTやん。 すっかりお任せ状態で当日を迎えた。
17時半。 約束キッカリに到着した私。 キョロキョロしていたら、レイさんを発見。 目の前にいるのに気付かないレイさんに、「レイさんっ」とタッチして声をかける。
レイさん:「寒いですー。30分待ちました。」 あるひ:「え?待ち合わせって5時半じゃなかった?」 レイさん:「5時ですー」
・・・・・確かに、電車に乗ってる時に「あれ?」って思ってた。 前日にホテルに予約確認の電話した時に、私は言ったのだ。
「17:30に予約してます○○と申しますが」
17時半にホテル。っつーことは?17時半に待ち合わせじゃ間に合わないじゃん? そんな事を電車で思いつつも、もう遅れてるもんはしょうがないと思ってたのだ。
可愛そうなレイさん。 土曜日は雪が降るかと思うほど(一部地域では降ったらしい)真冬並みの寒さ。 そこで、待ちつづける怪しい外人。
そして、Tやんは来ない。
レイさん:「Tさんは日本人じゃないみたい」 あるひ:「うん。Tやんは半分外人みたいなもんだから」 レイさん:「南米人は、5時に待ち合わせしました。来るのは7時ですねー」
南米人であるレイさんに、日本人じゃないと言われたTやんが到着したのは、17:45。 Tやん曰く、やっぱり待ち合わせは17時半だと思っていたとの事。
しかしだ。たった今。 そのメールを確認したところ、17時待ち合わせだったことが判明。
Tomorrow(3/19), be at Sakuragi-cho station around 17:00.
しっかり17時と書いてある。 って、おい。Tやん?日付の時点で間違えておるぞ? しかも、その下に日本語で
明日桜木町の改札んとこに17:00ねー。
・・・・・・私は何を見て17時半だと思っていたのだ?
日本語が読めないレイさんを良いことに、二人して騙したことになる。
あるひ:「分かった。きっと英語で17時って書いて、日本語で17時半ってなってたんだよ」 Tやん:「そうだそうだ。ごめんごめん。」
そんな会話でレイさんを納得させた二人。酷すぎるっ
ともかく。ホテルまで10分ぐらいかかりそうなのでタクシーに乗り込む。 車中での会話。
Tやん:「レイさん、今、何やってるの?」
これに、レイさんはちゃんと答えていたのだけれど。 実は私は笑いを堪えていた。
同じ会社だった時、M君という変わった男性がいた。 彼は、いつもレイさんを「変な外人」と呼び、 レイさんが最初に覚えてしまった日本語も多分「ヘンナカイジン」。 そのM君がいつもレイさんに言っていた。
「上野で偽造テレカとか売ってるでしょー」
と、日本語で。英語も喋れたはずのM君だけど、いつも日本語でからかっていた。 レイさんは、きっと意味が分からなかったことだろう。 けど、意味が分かったとしても。レイさんは怒らない人なんだけど。 その時のことを思い出して一人タクシーでニヤニヤする私。
そうこうしてる内にホテルに到着。 夜景が綺麗なフレンチレストランっつーの? ガラガラで、隣には若いコギャルとヤンキーもどきのカップルだけ。
定員さんがメニューを持ってきた。 日本語とフランス語なので、レイさんは読もうともしない。 っていうか、レイさんは暗いと目が見えない人なので読まなかったのかもしれない。 定員さんにTやんと私とがそれぞれレイさんの分も伝える。 そこで、レイさんが一言。
レイさん:「あと、ハンバーガーとポテトくださーい」
思わず、定員さんに私が言った一言。
あるひ:「変な外人なんで気にしないで下さい」
レイさん、変わって無いよね・・・ 前に英語で同じ台詞をどっかで言ってたのよね(それぐらいの英語は私にも分かるのさ)
レイさんから名詞をもらう。 日本語も刷ってある名詞。 Tやんが、「レイさんったら、社長じゃーんっ」と大喜び。 おいおい。一応、元上司だぞ? っつっても、レイさんだからフレンドリーで良いのだ。 従業員も30数名いるそうで。レイさん曰く
「給料安いからー」
とのこと。物価が日本とは大分違うんだろーね。 アメリカにも事務所があるそうで。 今度は日本に進出したいとの事。 先日、幕張にてフードメッセ(?)が行われて出展していたそうだ。 それらの事を書いたレイさんからのメールを、私は社長から頼まれ。 Tやんに転送したというのに・・・
Tやんったら、初めて聞いたかのような反応。
レイさん:「メールに書きましたー」 あるひ:「メール転送しましたー」 Tやん:「すみません、読んでませんでしたー」
っつーかね?Tやん。 私からもメールで書いたはずなのよ?当然、日本語で。 まぁ、多忙なTやんだ。物忘れが激しくても許してやろう。
そして、なんだかんだと会話は続く。
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