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2003年05月28日(水)

営業暴走車

今日のお昼は母上と、炎のナントカっつー店に。
昼は、ランチ又は一品メイン+バイキングのどちらかで。
勿論、バイキングを選んだのだが。そーねぇ・・・イマイチかも。
しかしながら、腹いっぱいになった。
いつもそうなのだが、どーも、家族の誰かと一緒に外食をすると私は食べ過ぎる。
よって、食べた直後にお腹の急降下現象。
満腹になると消化不良を起こすっつーのは、どういう訳なんざんしょ?

まー、母上と一緒だったので、それなりに話があるのだが。
取り合えず、どーしても昨日の一件を書きたい。

昨日の夕方18時過ぎ。
いつもより、少し早めに私はお相手の家付近を走っていた。
細い道に入ったところで、ふとルームミラーで後ろを見ると、やけにピッタリくっついてくる車が。
夕暮れ時は人もチャリも多く、歩道が無いその道で飛ばす事は出来ない。
最初は、私の走りがノロイと思い、煽っているせっかち君だと無視していた。

ところがだ。
10mも走るとすぐに前の車に追いついた。
数台の車が連なっているらしく、ノロノロ運転だ。
前の車がブレーキを踏めば、勿論、続く私もブレーキを踏む。
そして、さらに後ろにいる車もブレーキを?

それが違うんだな。
後ろに居た私を煽った風な車は、いきなり右にはみだした。
あきらかに、隙あらば追い越そう状態な動き。
私の前には車が数台いる。それは、私が分かるのだから、私の後ろの車とて見えるはずだ。
それに、私の車の方が、その後ろの車より小さいのだし。

そのブレーキを踏むと蛇行運転状態は、ずっとずっと繰り返された。
時には、その細い道に向かいからバスがきて、一斉に私達が左に避けてブレーキを踏んでも。
その車は右にはみ出る。
当然の如く。対向車であるバスにクラクションを鳴らされる。
トラックが来る。同じように、また右にはみだしクラクションを鳴らされる。

さらに怪しいその車は、煽るようにピッタリとくっついたかと思うと、数メートル離れ。
離れたな・・と思うと、スピードをだして、また蛇行運転しながら背後にくっつくを繰返し。

相当、頭がイカれているのだろうと、さすがの私も心臓がドキドキしたぐらい、その車はおかしいのだ。

なんせ、前を走る私から、その後ろの車の助手席ドアに書かれた社名が読めたほどの蛇行運転だ。

普通に考えて。
後ろの車の助手席のドアなど、左折する時や左カーブの時だって見えるか見えないかだ。
それが、まっすぐな道で読めたのだから、相当な蛇行の仕方だと分かる。

間もなく、お相手の家という所には、車一台ずつしか通れない道が待っている。
残念ながら、対向車が連なってきちまった。
私は止まらざるを得ない。
ルームミラーで運転手を見た。
運転手は、私が見てるのを分かっている雰囲気だ。
だのに。何度もわざと車をグングンさせる。
要は、ブレーキを何度も踏んだり離したしりて、私をせっつき脅しているのだ。

その細い道をすぐに私は左折したのだが、そのイカれたは、歩行者を轢きそうになりながら、真っ直ぐ爆走していった。
轢かれそうになった歩行者は、それはそれは驚いて、そのイカれ営業車を見送っているのがルームミラー越しに見えた。

普通。
会社名をしょった車で、おかしな運転はしないのが社会人だ。
営業車でおかしな事をすれば、その会社がおかしいという評判が立つと知っているから。

シルバー(グレー)のバンで、車体には○士ダ○○○○スの文字。

確かに、ルームミラー越しなので社名に自信は無かった。
でも、頭に残った記憶のままにネットで検索をしたら、ピッタリ同じ社名の会社が存在した。
っつーことはだ。多分、間違っていないと思う。
本社は東京。支店は横浜。
でも、私の家の近所にセンターがある。主要取引先は、家の側の大手メーカーだ。
走っていても不思議は無い。

取り合えず、私は横浜支店に電話を入れた。
電話に出たのは、物凄い不機嫌そうな無愛想な男性。
ともかく、その会社の車かどうかを確認すべく、

「御社の営業車で、グレーのバンは御座いますか?」

そう尋ねた。
答えはNOだった。
ならば、少なくとも横浜支店の車ではない訳で。
じゃぁ、センターならどうだ?
どうしても、確認したくなった。

でも。
あんだけの運転をする人間を雇っている会社だ。
悪いけど、まともと思えない。一般常識的社風じゃないかもしれない。
そう思うと、確認してそうだとしても、苦情は言わない方がいいかもしれない。
この世の中、何をされるか、本当に分からないし。


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