|
|
■
|
2002年09月25日(水)
|
木陰に人影(&お知らせ) |
|
昨夜は全くもって眠れず。
1時には布団に入ったものの、結局、朝5:30まで起きていた。 本当は週末のみお相手の家に行く予定が、一昨日に間違えて食材を買い込み過ぎ、急遽昨日も行ったのが間違いか。
眠れなさにイライラし、お相手が動いたと言っては文句をいい、いびきが五月蝿いと溜息をつき。 だのに、我慢強いらしいお相手は「五月蝿かったら叩いていいから」と何度も文句に夜中中付き合ってくれていた。
しかしだ。きちんと5:30には、文句一つ言わずにお相手は起きてた。 うむ。エラすぎる。 その後、ヤツが出かけたのも知らず、9時過ぎまであたしが爆睡したのは言うまでも無い。
あいつ、大丈夫か?仕事・・・でも、昨夜は21時には眠り始めてたし。 まぁ、平気だろう。
ってことで、懲りずに歩け歩けシリーズ増殖中。
今回は、ぶーぶーブタくん。耳を垂らすべきだったかと、ふぅむ。
今朝、帰宅し、部屋に入る前に以前から気になっていた事を実行に移した。
と、言うのは、2階の南側の窓。 ベッドに腰掛けて窓辺を見ていると、連日のようにデカい蜂がぶんぶんしてるからだ。 ブンブン飛んでるので、網戸を開けることすら出来ずにいる。 よって、外から蜂の巣でもあるんじぇねーべか?と確認することにした。
家から3mほど離れ、恐る恐る南側に移動し窓付近を見上げてみたが・・・ 何も無さげ。 ん〜? じゃぁ、ということで、上から下まで丁寧に我部屋の壁面を観察。 問題なし。 まぁ、冬になるまで我慢しようかねぇ・・などと思い、くるりを向きを変えようと首を道路側に捻ってみれば。
そこには、道行くおばちゃん約1名。
あきらかに、ああ、あきらかに。 あたしは、不審者だと言わんばかりの視線を浴びたのでした。
そして、お昼すぎ。 タバコをきらしたので、自販機に歩いて行った。 ナマイキにも、さいきん、ローライズっつーの?のジーンズを愛用している。 これ、いいんだけど。 あたしが持ってる上着の丈って短いものが多いことが発覚。 そう。ヘソ出ちゃう。
余談だけど、今、ローライズって打って変換したら、『ローラ伊豆』って出たんすが。 まぁ、いいや。
とにかく、ヘソ出しは嫌なので、ちっとばかし前を気にしつつ上着を引っ張りつつ、ぽてぽて歩いて行ったとさ。
だぁ〜れも居ないと思っていてもっ♪
そう。誰も居ないと思っていました。いましたの。いましたけどね。
居ましたのっ!
あたしの家から自販機までは、真っ直ぐに歩いてどん詰まりの右カーブの坂を上がって下りる途中にあるのです。 (って、結構遠い感じね) そう。そのどん詰まり。
そこは、山を崩して住宅地を作ってある崖の部分にあたる場所でしてね。 フェンスで囲まれた電圧のなんやらかな?が置いてあるだけなんです。 だから、人が居ると思っては居ないのですね。 確かに、その下に車は止まってます。工事してるらしいですから。 けどさー、まさかさー、生垣みたく木に囲まれたその向こうに人がいるなんてねー。 思いませんことよ?おほほほほほ。
しっかり、あたし、そのお兄ちゃんと、ゆらめく葉っぱの隙間ごしに、 眼と目を合わせてしまいました。
はずかしーなー。ちくしょー。
その教訓を胸に、今度は人が見てる場合もあるのだぞ? と自分に言い聞かせ、タバコを買って、無事、そのどん詰まりの坂を通り過ぎたのです。
あたしの家は、窪地なんですね。 繁華街から急な坂を下った場所。上の住宅地からも急な坂を下った場所。 どう考えても、もれなく洪水来たら浸水するでしょ?ってとこです。 だので、どの家も数段高い位置。 普通に歩いてて腰の高さから、頭ぐらいの高さの位置に家々が建ってるのです。
帰りは無事。意識して、葉っぱごし兄ちゃんを交わした安堵感も手伝い、意気揚揚と長閑な家々の庭なんぞ眺めつつ歩いておりました。 と、そのうち過去日記にでてくるでしょうが、一軒の気になるお宅に差し掛かりました。
そのお宅。七人の小人の人形を、一体だけ 玄関先に置いてある家でして。
かつて、その孤独そうな姿から、徐々に増やしてあげようか?と良心的なことを考えた日もありました。 果たして、今もお一人で? 確認すべく、それこそ、そのお宅の生垣の隙間から小人さんを確認しつつ歩いておりました。
なにやら、以前とちと違います。 小さな植物の鉢植えが置かれ、小人さんが見えにくくなっております。 うーむ・・・これは、ますます不憫だ。
勿論、こんなことを人様の家の前に立ち止まって観察している訳ではなく、 その間にも歩は進んでいる訳で。 ちょうど、歩くあたしの頭の高さに位置する小人さんを、名残惜しげに歩いているとっ
もー、やーねー。 学習能力足り無すぎるっていうの?
その小人宅の家人が、
生垣の雑草を取っていた!
あーあー。 見られてたよね? 自分の家をしげしげと、生垣の葉っぱの隙間から観察する変な女=あたし。 見られてたよね?
まー、ここは大人です。 居るっ!と分かった瞬間に、足も止めず、視線を前方へ何気に逸らし、何事も無かったかのようにその場を立ち去ったのでした。
『この地には 木陰が好きな 人多し』
あるひ心の俳句でした。ちゃんちゃん。
|
|