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2002年08月22日(木)
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どうした |
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朝から、何やら化粧の臭いがします。 普段、無香料のやっすーい肌水一つで平気で過ごすあたしから、そんな臭いがするハズも無く。 ん〜・・・・・・と考え込んでいたら、正体が分かりました。 昨日購入した、臭いつきのトイレットペーパーが犯人です。 トイレに行くと、しばらくその芳香剤もどきの臭いが体中に付きまといます。 なんだか酔いそうだ、、、
と、何の脈略も無くこり。
うーん。すんごい不自然。 実家に帰ったときに、庭の花を撮ってみましたの。 久々に合成なんぞやってみたけれど、仕事じゃないので気合が入らぬ。 腕が落ちまくってますな。
昨夜のこと。 仕事が終らず、お相手の家に20時過ぎに行くと、ご機嫌のヤツがオムライス作りに励んでおりました。 「今日は、すんごいご機嫌だね〜」 と声を掛けたところ、 「そうよー。今日はとってもご機嫌よ〜」 と返ってきました。 確実なる大酔っ払いです。
あまりにも酔っていて手元が危ないので、代わろうか?と申し出たのですが、ヤツはいいからいいからと言います。 ふーん・・・と思いつつも、危ないので側で見ておりました。 すると、洗い物をしながら歌を歌い出しました。 多分、昔、ダウンタウンの浜ちゃんが歌ってた歌の替え歌だと思われます。 ヤツの歌詞によると
「ホントは会社で飲んでんじゃぁないんです♪ ホントのところは高橋酒屋に行き〜まぁしたぁ〜♪ あそこで飲めば安くて、いっぱいいっぱい飲めます♪ だけど、ほんとは焼き鳥屋に行きたかったのです♪ そんなぼくを〜責めないでくださいっ♪」
という事情だったそうで。 表情一つ変えずに、静かに歌うその姿を見て、昨夜は事務所に居ると嘘をついたことも、連日飲み過ぎてることも、デロデロで見ていて不愉快なことも、怒るのを止めておきました。
して、料理を作り終えると、洗物まで全て済まし、そのデロデロ野郎は、自分で作っておきながら大してご飯も食べず、寝る部屋へと帰って行きました。 ヤツがデロデロ大王である日は、特に寝相が悪く、あたしの領域を侵すので大変な目に合うのが通常です。 確か、一昨日は抱き枕を腹にあて、抱き枕ごとタオルケットを身体に巻きつけて眠っており、寝返り打とうが何をしようが、決してその子持ちししゃも状態を崩す事は出来なかった記憶があります。 そして、昨夜は、なぜか逆さまに眠っておりました。
お相手には、眠る時に欠かせないものが一つあります。 それは『足掛け』。 こんなもの、使ってる人、見たことありません。 名の通り、足(足首までの足ね)に掛けて寝る品です。 しかもその足掛け。学生時代から愛用してるそうで。もうボロボロです。 ボロボロの布じゃ〜ありません。ボロボロの長袖ジッパー付きのシャツなんですわ。 足で引き裂くのでしょうな。穴もボコボコ空いております。 それを、夏場であっても、決してしまおうとはせず、必ず足にかけて眠ります。 よって、昨夜は逆さまだったため、足掛けは頭の上にありました。
逆さまなので良かった事が一つだけあります。 お相手は、人が居ないのをいいことに、何故かあたしの布団に転がってきて眠ります。 よって、あたしが眠るころには布団はヤツの寝汗でしっとりし、夏場だというのにすっかり暖かくなっております。 自分の布団から転がってくるということは、当然。 学生時代から十数年愛用している足掛けも、ヤツの足に絡まりつつ一緒になって来る訳で。 そのくせ、あたしが寝る頃になって、「向こう行けっつーのっ!」と癇癪を起こすまで苦労してヤツの低位置に戻す時には、その十数年愛用の足掛けを我布団に残して行かれるのですわ。 だので、毎晩のようにあたしは 「足掛け持って帰れってばっ!」 と怒鳴ることになります。
正直、あたしはその足掛けが嫌でなりません。 十数年のうち、ヤツは何回足掛けを洗ったのでしょうか? きっと、ダニが居るに違いないです。すごく嫌です。 あたしは、そんなに綺麗好きじゃありません。どっちかっていうとだらしな好きです。 でも、布団カバーやら枕やらは、よく洗い、よく干します。
ヤツは、そんなあたしの足掛け嫌いに気付いたのでしょう。 わざと「足掛け貸して上げるからっ」と我布団に足掛けを追いやります。 やめろっ!と本気で嫌がっていると、ますます楽しいらしく 「今、ダニ3匹落ちた」と足掛けを嬉しそうに放り投げてきます。 昨夜は、頭の方に足掛けがあったおかげで、相変わらず我布団をヤツは占領していましたが、足掛けを連れ立って来る事はありませんでした。
お相手が寝てから、あたしが寝るまで3時間は経過します。 そう。レム睡眠ノンレム睡眠とかありますが、大抵人は3時間ごとに眠りが浅くなりますな。 特に、酒を飲んでる人間は、一眠りすると目が覚める習性があります。 だからでしょう。 前にも書きましたが、よくテレビの声に反応して寝言を言います。
そして、昨夜。 お手洗いに行って戻ってくると、案の定、我布団に逆さまに眠っていたヤツが、目をパチっと開け顔を上げました。 そして、一言。
「なに?どうしたの?」
どーしたもこーしたも、お前は眠っていただけで、あたしはお手洗いに行っていただけで、何事も起きてるハズも無く。 まして、何かをあたしが訴えたわけでもなく。 だので、あたしは答えました。
「お前がどうしたんだよっ!?」
すると、「そうだよな。俺だよな」と呟きながら、ヤツはゴロゴロと逆さまのまま、自分の布団に戻って行きました。
そして、先程、休憩中らしいお相手から電話がありました。
「今日は、渡鬼の日だから、お酒飲まないで帰るね」
と申すのですが、あたしは言ってやりました。
「あたしは別に、痛くも苦しくも辛くも無いが、アンタは毎朝胃薬を飲んで辛かろう」
と。すると、「はい。辛いです。」と素直に申すので、ほんとバカよね。と投げ捨ててやりました。 そして、ふっと思いついたので質問をしました。
「そういえば、窓、いつ閉めたの?」
昨夜は、涼しかったのでほんの少しだけ窓を開けて眠ったハズです。 でも、朝起きるとピッチリ閉まっていたのが不思議だったわけで。
「夜中に寒くて目が覚めて、閉めたんだよ」
ヤツは、何故か眠っている時にさむがります。あたしは、暑がりますがね。 そして、ヤツはこう言いました。
「お前は、夏掛けかけて寝てるからいいけどさ、 俺は、タオルケット蹴っ飛ばして寝てたから寒いんだよ」
それは、自業自得だろうが。アホが。 そう言うと、
「おかしいなぁ・・・身体に巻きつけて寝てたのになぁ・・」
と申します。
それは、一昨日の話です。 酒で、すっかり記憶までやられてます。 きっと、昨日、替え歌で嘘を自己申告し、責めないでと申し出たことも忘れていることでしょう。
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