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2002年05月25日(土)
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ゾウに似てる |
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今日、初めて2千円札を手に入れ、ちょっと小躍り気分のあたし。 母上が、店のバイト代にとくれたのさ。 世の中に、本当に出回ってるんすか?2千円札。
ところで。 あたしは、何故か爪を切ると、人に見せびらかしたくなる。 フツー逆かね?爪延ばして綺麗綺麗したら見せびらかすものかもね。 して、一昨日、すっかり延びた爪をバッチバッチ切ってやった。 爪切ると、なんかスッキリしませんか? 今まで隠れてた皮膚が、なんとも言えず可愛くこそばゆくありませんか? しかも、あたしの爪は深爪タイプ。 指の先端から更に3-5mm下まで白いの。 白いとこ、全部切ったら深爪すぎるっつーのっっていう指なのよ。 だからね、人より得なの。 一回バッチリ切っちゃうと、次に爪がひっかかるまでの時間が長いこと長いこと。 そういえば、首が長いのも得した高校時代。 バカみたいに厳しい女子校だったから、「髪が肩についたら二つに結ぶ」のが掟だったわけ。 首、長いと人より髪長い状態まで、結ばなくて済むのよね。 爪も同じ。爪の検査もあったのさ。 大抵の子は、白い部分が出てると、生活指導の先生にバッチバッチ切られちゃったの。 爪の形なんて勿論おかまいなしにね。 それで、出来た名前は「琴爪カット」 お琴って、流派あるけど、四角い爪の方を想像してちょ。まさに、それ。 でも、あたしの場合は白いの全部切ったら「血が出ちゃう?」って思えるくらいに深いから、いっつも免除されていたわけ。 そんなことが特権だったなんて、なんか不憫・・・いや、かわいらしい高校生だったわっ
ま、んなことは昔のことだ。 とにかく、あたしの爪は人より白い部分が多いので、延ばしていると爪に守られてる皮膚の面積が広いのね。 なんとも言えず、ぷるつるで、ゆで卵の殻を剥くと出てくる白味の気分なの。 で、昨日、その切った爪を見てみて〜って自慢したのよ。
お相手:「ああ、はいはい。切ったのね」
一瞬にして、あしらわれたわ。 くぅ〜〜っめげないわ。
あたし:「ほらほら、新しい皮膚がこんなに出てるのよっ!」
と今度はもっと深爪自慢の足を相手に差し出した。
お相手:「ああ、ほんとだね。」
更に、軽くあしらわれ・・・・・と思ったその時。 お相手はあたしの小指に注目なさったの。
お相手:「お前の小指、進化した人間だな」
うへえ。そうなの。あたしの小指ってば、ちゃんと切ると爪が無くなっちゃう。 っていうか、ご存じ? 進化した人間は必要の無い小指の爪が退化してるんですって。 あたしは、すっかり気を良くして
あたし:「そうさぁ〜。アンタは古い人間だねぇ」
と、小指の爪がしっかりあるお相手をけなしてあげた。 うほほほほほ!と、勝利の笑いをこだまさせながら満足げに足を引っ込めようとした・・・その時に。
お相手:「ちょっと待って。」
と待ったを掛けた。 そうかそうか、そんなにあたしの小指は可愛いか?と更に自慢げな小指さま。 そして、お相手はこう言った。
お相手:「なんか、死んだゾウみたい」
・・・・・・・ショックっ!!!!! 実を言うと、あたしはこの小指がコンプレックス。 ペディキュアが塗れないから。夏は悲しくなるのよね。 でも、コンプレックスは長所に変えろ!って言うでしょ?(言わない?) だのにだのに・・・ゾウってなに?しかも死んだだってぇ〜(TT) あたしは、その証言を確認すべく、自分の小指をじっっと見つめ直したわ。 その時、あたしの脳裏に浮かんだのは、
まさしくゾウよっ
「醜いブタのような
へちゃばった感じのゾウ」よっ
フィフスエレメントって映画、観た方は思いだして欲しいのね。 悪役のペットいたでしょう?あのゾウよ。あれ、ゾウよね?(確認) あれに、あたしの小指は似ている・・・・・・・ 認めちゃったわ。落ち込んじゃったけど、認めたわよ。 へん。
あ・・・けどさぁ、あのフィフスエレメントのゾウもどきって
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