今日は、これからご主人と共にカナダ駐在に出られる奥様方に、経験者としてお話をさせていただく場に出席して参りました。　６年前には話を聞く側だった私ですので、その時の気持ちを思い出して、自分の経験や感じたことをお伝えできれば．．． という気持ちもあってお引き受けした 「役」 でした。

　でも本当のことを言えば、私には６年前の 「あの席」 は無意味だったと感じておりましたので、このような会への出席はお断りしたかったのでありますが、どうやら引き受けてくださる経験者を見つけることが出来ずに 「開催側が困っているようだ」 との主人からのプッシュもあって出かけることになったのも事実であります。(^_^;)

　ですから席上では、もしかしたら主催者が意図しないようなことまでお伝えしちゃったかもしれないのですが、カチン！ ときたのが 「そんなことは聞かなくたって私は分かっているわよ」 と言わんばかりに、左右の方に話しかけてはこちらを無視している奥様でした。　時折、耳を傾けてはくださるのですが、私の中では 「私なんか呼ばなくたって、この方の経験話をお聞かせする形で充分だったんじゃないの？」 という疑問が生じちゃった程です。

　実は６年前の席上にも、この奥様のように　駐在経験有り　という方が 「聞く側」 に同席していたのですが、私が質問するとカナダ駐在経験者よりも先にその方が口を開いて答えてくださるのでウンザリしたものでした。　もしかしたら、あの時に 「話す側」 だった奥様も、今回の私と似たような気持ちでいたのだとすれば、その後も 「役」 を引き受け続けていらっしゃったことに対してはチョット尊敬であります。　だって私は、「２度と御免だわ」って思いましたモン！