− お気楽 Diary −




 批評って...    2004年03月21日(日)


 お彼岸ということで、今日は義父も誘って3人で義母の お墓参り に出かけてきました。 昼前に家を出て、まずは駅前で お供え物 と お花 を買ってお寺へと向かい、お参りの後はどこかで食事をして帰ってくるというのが我が家の恒例のパターンなのですが、今日の ランチ は私たち夫婦がちょっと気に入っている和風の ファミレス にいたしました。

 すでに何度かこのチェーン店を利用したことがある私たちは、メニューも味も察しが付いていますので自分の好みの料理を選ぶのは容易でしたが、慣れない義父は・・・ と言えば、どうやら想像していたものとは違った味の料理をチョイスしてしまったようで、帰りの車内では何度も 「味はぜーんぜん無いし、どれも熱くって、あれは頂けなかったなぁ!」 という感想を述べておりました。 まあいつものことですのでサラリと聞き流してはおりましたが、心の中では 「想像していた味と違ったとしても、どうせ食べるのなら美味しく頂くほうがよっぽどいいのに?」 と思ってしまった次第です。

 これは我が家が カナダ生活 の中で得た体験に基づくものなのですが、一つでも二つでも良いところや美味しいところを見つけだして 「○○はイマイチだけど、これは許せるじゃない?」 と考えるようにしていくと、そのうちに全てが許せるようになってきちゃったりしたものです。 表現が抽象的すぎて、カナダの食生活や味をご存じない方には判りにくいかもしれなくて申し訳ないのですが、要は悪いことばかりを並べ立てて批判や愚痴をこぼすよりも、たった一つでも好みの部分を探し出して それを好し! としていく方が、自分も楽しいし、周囲をも明るくするような気がしたっていう体験談みたいなものです。(^_^;)

 ま、今回は私が作った料理ではなかったので 「サラリと聞き流す」 ことが出来ましたけど、悪意や大意はないと判ってはいても、自分が作って食卓に並べた料理についてだったとしたら、気分が悪かっただろうなぁ〜 って思っちゃいますしね! 食に限らず、全てのことにおいても プラス思考 って大事だと思いません?



 < 昨日  INDEX  明日 >


☆ [HOME] ☆ [BBS] ☆   ★