2002年09月11日(水) |
授業5日目:教育過程と教育心理 |
明日から合宿。準備におわれてます。 忘れ物がありそうなのはいつもの事。
さて授業。 午前中は教育過程。前回と講師は違います。 なんか、凄く判りにくい授業。 貰った資料読むだけの方が、なんぼか頭に入りやすいなぁ。 でもぽろっと重要な事言うので、気が抜けませんでした。 内容は「カリキュラムの理解」 カリキュラム(curiculum)の語源は、競馬場のレース・コースという意味のラテン語。 学習の道順とか人生の来歴(履歴)という事。でも、意味は「教育過程」。 やっぱり、戦後アメリカの影響を受けてます。 カリキュラムの編成は ・教育目的、目標の明確化 ・教育内容の選定 ・教育内容の提供 ・教育内容の評価 の、4要素を持ってます。
基本的には工学的なモデル(目的・目標を設定し、それを外から観察可能な行動目標の形に具体化する)を用います。 一般的に行われている学校教育の形。 簡単にいうと、 小学生に九九を覚えてもらう事を目的(目標)として、 どんな教え方が良いのか考えます。 その選んだ方法(数え方を教えたり、表を渡す等)で指導します。 で、実際に憶えたかどうかを、テスト等で評価する。 いままでは、これがメインだった訳ですが、でも、それだけじゃ駄目。 羅生門的モデルとか、ヒューマンケアリングモデルとか、個人個人を大切にしていく方法を用いましょう。 因みに羅生門モデルと名付けたのは外国の人。 あれは主人公である、浪人の価値観や思考が様々に変わっていくのが判りますよね? あんな風にその人がその時に興味を持った事や、気になった事を中心に進めて行こうという事。
…こんな要約で良いのか、かなり不安ですが。
午後は教育心理。 最初の心理学の2番目(因みに3種類あります) 今日は看護学生の心理について。
やっぱり、今の若者は傷付きやすい。と。 でも、その引用が、自分が学生に書かれた本からっていうのが、微妙。 近頃は拍車が掛かったそうですが。
KJ法とか使ったりして、楽しい授業でした。 (KJ法の詳細は省略…気になる方がいるなら説明します) とりあえず心掛けたい事。の一部だけ引用 ・学生の内的体験に目を向け、それを大事にする。 ・特に感情に注目し、その表現を助ける事が大事。 ・学生の良い所・努力した所を見つけ、それを認める努力をする。
まだあるんですけど…
要するに(何が?) 指導者だからって、学生より上にいる必要はない。 学生がその時に体験した事を大切に。
ついでに、ゲームみたいな前頭葉を使わない事ばっかしてるとキレ易くなる。 たまには文字を読んで、考えましょう。
…耳が痛かったですよ。
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