日々のあわ
あかり 



 おはなしのこやし。

長男Rの学校へ給食の試食をしに行きました。

目の前に配膳された美味しそうな給食を前にした第一感想は
「う〜ん。スプーンの先が割れてない!」でした(笑)
美味しかったです。
自分達のころとはメニューもだいぶ違うのだろうけど、
あの独特な食事の雰囲気というか、嫌いなものも食べられちゃうような、
食べないといけないから頑張るぞ的な、食べ終わったあとの達成感(?)のようなものが懐かしかったです。

その後、教室を見学し、子供達の絵や粘土などの作品を見てまわりました。
そこで発見したのです。嬉しい一言を。

朝顔の種の成長絵日記です。
長男Rの
「おみずをあげたのでよろこんだとおもいます。」
の文字の下に、先生が、
「ではつぎはおはなしのこやしをあげましょう」
とコメントしてくれていたのです。

お話の肥やし

双葉に向かって「お。よく開いたね」とか、「いいぞいいぞ、その調子だ」とか、「はい、お水ですよ〜」とか話しかけるということなのだと思うのだけれど、これはすごくいいことだぞ。と、嬉しくなりました。

「いのち」を大事にする。

簡単に言うけれど、簡単じゃない。
きめ細やかに大人が子供に伝えていくことだと思います。
ある程度成長してから「心の教育」などという教育をするのではなく、生まれたときから(あるいは生まれる前から)
親の心持ちで伝えていくことだと思います。

大人(親)が、いかに「いのち」を大切にするか。(生き物を育むことも含め)
それが子供に伝わってゆく。そう思っているので、長男Rの担任の先生のコメントがとても胸に残ったのでした。

2004年06月08日(火)
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