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■ 『おしゃれ入門』
私と同じ世代だと覚えている方が多いと思いますが・・・。
小学生向けの入門とか百科とかありましたよね。 小学館だったか・・・? 「なかよし」や「りぼん」のようなキラキラ女の子の表紙だったと思う。 いろいろシリーズがありましたが、 強烈に残っているのは『おしゃれ入門』です。 自分では持っていなかったけど、友達のを借りて皆で回し読みしたりしていました。
「ブルーデー」なんて言葉を知ったのもこの本で。 いや、まったく意味はわかりませんでしたけどね。(笑) ハンドクリーム&リップクリームにただならぬ憧れを持ったのもこの本のせい。 洋服の染み抜きのやり方やスカートの寝押しのアイディアなんてのも載っていたと思う。
ところで何故この本を思い出したかというと・・・。
今朝、駅の階段で目の前にいた女子高生2人組みが、 ものすごーく汚かったから。 革靴はかかとを踏んでスリッパ状態。超超ミニスカートの裾はほどけて落ちている。 寒いからかスカートの下はジャージ。制服は染みだらけ。 ばっちりお化粧はしているものの、髪は脱色しすぎてボロボロ。
ね?汚いでしょ?
制服なんて毎日着るからテカテカに光っちゃってもしょうがない。 でもさ、もう少し気を配れるんじゃないのかしら。 ほら、『おしゃれ入門』読ませるわよ?(笑)
小学生の頃にそんなの読んで、こまっしゃくれたオマセサンになってしまうのも嫌だけど、 「身だしなみ」を学ぶには結構よかったんじゃないか?と思ったしだいです。 親に言われるよりもちょっと大人になった気分でよかったし。
そういえば・・・コギャル全盛期に、洋服や化粧品にただならぬ投資をする彼女たちが、平気で1週間お風呂に入らない。顔も洗わない。とかいう話をきいて驚愕したのを思い出した。
毎朝「顔洗って歯磨いてらっしゃーいッ」と親に言われていた行為が、 突如「毎朝の洗顔、石鹸は手でようく泡立てて・・・うふふ。」などという素敵な朝の習慣になる。 やっぱり「おしゃれ入門」の力は大きかった気がします。
2004年01月26日(月)
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