日々のあわ
あかり 



 卵とミイラ

入浴中の会話。

長男Rが、私のおなかの傷を指して、
「ボク、ここから産まれたんだよねー」といった。(長男Rは帝王切開で出産)
そして、
「でも、Kちゃんはココ(私の股間を指差す)からなんだよねー」と無邪気に続ける。(次男は普通分娩)
すると、次男K(3歳)はしばらく黙ってポツリと言った。


「・・・・ボクは卵で???」と。



すかさず、長男Rから「それじゃぁ、鳥だよ。」と突っ込みがはいる。
そして、なぜか非常に照れた顔をしていた次男Kの顔が可笑しかった。



寝る前の会話。

私の祖父はもうじき100歳になる。
遠く離れていてもう何年も会っていないので、なんとなく子供達にも普段話をしないもんだから、彼らにはひいおじいちゃんの存在感は薄い。
何気なく、
「ねぇ、ママのおじいちゃんはまだ生きてるんだよ。
もうすぐ100歳なんだから。すごいでしょ。」
というと、長男Rは驚いて
「え???100さい・・?どこにいるの???」
と聞く。
「ちょっと遠いけど今度会いにいこうね。でも、もう寝てばっかりだからRのことはわからないかもしれないよ。ママのこともわからないかも・・・」と独り言のように私が言うと・・・








「え???・・・(すごく考えている)・・・・・・・・
・・・ミイラ??・・・」


ちーがーうーっ。(爆笑)
生きてるよ。生きてるのよー。あはははは。

だめだ。ちゃんと会わせてあげないと。と心に誓った私でした。

2003年08月27日(水)
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