浪奴社員の呟く
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大逆転を起こすのは、やはり力ではなくて気持ちやった。高3F島兄、なんとっ!K大追加合格です!!!ィャ〜、実際のところ、力はそうやな、偏差値でいけば5程度足らんかった。やけど、そんなモンは気持ち一つで届く範囲なんでな。ワシが教えてるんは、受験に強い英単語の暗記方法でもなければ、数学を公式で解いていける明快方法でもなくてな。そんなモン、受験終わってしまったら何の役にもたたんわ。せやなくて、受験に必要なんは知識でも技術でもなくて、最後の一押しをしてくれる気力を如何にして発揮するか、ってコトやったんよな。やから、アイツにも当然厳しい言葉の幾つも投げかけてたし、それに耐えて自分に欠けている物の一つでも多くを手にして欲しいと思っていたし、何よりこれから先の人生の中で、何時の時間を、どんな経験を礎として生きていけるか、それを今の大事な一瞬に込めて欲しかったんよな。やさかい、ホンマな、結果ももちろんやけど、アイツがそういう『力』を持つことが出来た、ってのが嬉しくてな。
で、話は更に続いてな。アイツは今回の追加合格、蹴りますっ!フツーに考えたら「なんでやねん!?」になるんやけど、アイツの視線は二日前に既に上を向いていたんでな。来年の春にはもう一つ上の結果を持っていたい、そない思ったんやろうな。それはな、ホンマにアイツに足らんかったものを補うに余りある決断やと思うねんな。スゴイことやねん。「やれば出来ることが判った。」そない言ってくれてな。ん〜ワシ、ちょっと胸が熱くなったわ。。。コレこそがな、カッコえぇわ〜。
今日は中3恒例フランス料理店での打ち上げもあったんやけど、どうなんかな、今年度はワシなりにやれるようにやったつもりやし、それなりの成果・収穫もあったし、ん〜。自分自身に「お疲れ様でした。」
言わんでもエェことを口にして、そういう気配りをせんのよな、いつも。判ってるけど、そういうところ、もう少し察して欲しい。「そんなん好きやったっけ?」以前たまたま持って来てくれたんがそれやったから、選んだんやけどな。そういう配慮、出来んのでな、こういうことも少しずつ教えておきたいんやけどな。やけど最大の問題は、判ったフリになってしまうことかもな。『優しさ』なんてもんは、そない簡単に振り回せるモンでもなかろうしな。ま、これも徐々に、やな。もう少し時間のゆとりもあるやろうしな。ジックリやっていくわ。
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