浪奴社員の呟く
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2005年11月29日(火) 偉そうなことを

並べたところで、結局己だって自分の為に生きているだけなんだから、四の五の言う前にこの弱さの少しでも悔い改められればいいのにな。所詮何年通り過ぎたところで、変えることも変わることもない痛々しさを抱えて、忘れ去ることの罪深きを嘆き、視線を逸らすことの愚為を溢さずのみに、薄汚い泪で言葉を忘れたいなら、今直ぐ立ち去ればいい。それは同時に生きることの放棄に相違ない。

今日のワシは最悪の出来やった。嘗てここまでひどい授業をした記憶が無い。いや、授業やない。数学が解けん。調子が悪くても悪いなりにまとめて来たのに、こんな姿を子供らに曝すことが腹立たしく恥ずかしく、やってられんかった。原因は判ってる。朝からそんな気がしてた。別に驚きはせんでも、今更の弱さに呆れてしまうわ。いっそ投げ出したほうがまだマシやろうな。それでも、漆黒に描かれる光粒の落ちるを一緒に見たいから、こんな弱弱しい自分を認めるわけにはいかないから、もう少しやれると信じてる。

そうか、何気にもう7年を過ぎたんやな。やけど、今でも消えないものもあるわ。消費して廃棄して繰り返して螺旋をすり減らすことが嫌いやから、何時までも抱き続けることになるやろうな。

人生は一度で充分やと思う。それが、今のワシの結果に繋がる源流なんかもな。間違った選択を此処までしたようには思わない。それは、これまでを振り返った中での、自発的な正当性でないと断言できる。やから、今度のこともそうでありたい。過去を語るべき時間帯が近いのかもしれない。イマドキの季節風に流されるほど、摩り減らした覚えはない。


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