きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 大人も楽じゃないらしい

本日の担当:SHY

 「ちょっと見え見えなんですが」
 何のことかと言うと、背伸びのこと。


 Sizと2人の晩酌。
 kinaは買い物に出掛けていていない。
 私はビール、Sizは牛乳を手にテーブルの上に並んだおつまみをぱくぱくぱくぱくぱく...。

 落ち着いて食べなさい。

 何にせよ、Sizはおつまみの類が大好きだ。
 私とkinaの娘なのだから、それも致し方のないことか。


 茹でたブロッコリー、ソーセージ、冷奴、ポテトチップ、チーズかまぼこ。
 だが、Sizが決して手をつけないものが1つだけあった。
 「とうがらしの種」(激辛)だ。
 だが、私がそれを口に運ぶところはじっと見つめている。
 「食べないの?」
 私が敢えて聞くと、彼女は静かに頷いた。
 「そうだね、これ辛いからSizにはまだ無理かもね」


 だが、その言葉は彼女を豹変させた。
 皿の中から極小の欠片を探し始めたのだ。

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 ...速い。
 「ぜ〜んぜん、辛くないよ」

 というか、味わかりました?



2003年07月17日(木)
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