きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 鐘一つ

本日の担当:SHY

 「もう少し甘くしてください」
 何のことかと言うと、合格レベルのこと。


 「パパ、これ歌って」
 Sizがドキュメントを1枚持ってくる。
 私は可能な限り、この手のリクエストに応えることにしている。
 そして大真面目に歌うのだ。

 『Twinkle twinkle little star…』

 しかし途中で彼女が開いた手を私の顔の前に差し出した。
 「Stop
 「え?」
 あまりに毅然とした物言いに、私は歌うのをやめて彼女の口許を見つめてしまった。

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 ...そんなに下手だった?
 彼女のために完璧な父親にならなければならないかもしれないと、過大なプレッシャーを感じた日。

2003年07月10日(木)
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