きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 ブタさん

本日の担当:銀吟

ボクの家は都会の雑踏から離れた郊外にあり、と言えば聞こえが良いが
つまりは周りを山林に囲まれた田舎にあり、家の近所に養豚をやっているお宅がある。
ここ最近のRinはボクが休みの日は決まって
「ブタさん見に行こ〜よぉ〜」
とせがみ、お散歩がてらそのお宅まで出かけて行く。

ブタのキャラクターは多く、またそのどれもが結構可愛らしいのだが
実際間近でブタを見ると意外と強面だ。
ボク達が見に行く時間帯は、ブタさん達は大体ご飯を食べているか、
寝ているかのどちらかなのだが、寝ているところに我々が急に訪れて、
ブタさん達が起きて“ブヒヒッ”なんて声をあげられると、ちょっとビビッてしまう。

ブタは5頭くらいずつ豚舎に入っているのだが、ある日のこと
その1舎のブタが全ていなくなっていた。
ちょっと残酷だが、恐らく出荷されたのだろう。

Rinにとっては何でいなくなってしまったのかが不可解だったようだが、
まさか売りに出されたなんてRinには言えないし、言ったところで彼女は
そんなこと所詮理解できない。
どうしていなくなっちゃったんだろうねェ、と2人で話していると
Rinはやっと謎が解けたといった表情でこう言った。




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次回訪れる時には、別のブタさんがその豚舎にいてくれることを願う。


2003年05月06日(火)
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