きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 上手になってね

本日の担当:SHY

 「キミも同じ道を歩くの?」
 何のことかと言うと、スキーのこと。


 会社の同僚と今月末にスキーに行くことが決まった。
 メンバーもさることながら、kinaもスキーをやらないので私は1人で出掛けていく。
 我が家の遊びで、スキーは例外的存在。
 他のことは何でも家族で揃って、というのが当たり前なので私はいつも心苦しい想いをしながら雪国へ向かうのだ。
 そのことが決まった日に、kinaがSizに言った。
 「パパね、スキーに行くんだって」
 Sizは私のことをみつめながら、「そっか、パパ、スキー行くのか」と。
 偉そうな態度は置いておくとして、少し寂しそうな感じがしたのは気のせいか。


 その翌日に会社から家に電話した。
 何の用事だったか覚えていないが、例によってSizが電話に出た。
 「パパ、スキー行くの?」
 行くよ、と言って謝りの言葉を付け加えた。
 彼女は納得したようだったが、胸のつかえはとれない。

 帰宅。
 夕食時にテレビのチャンネルを動かしていると、FISワールドカップの録画をやっていた。
 Sizは敏感に反応する。
 「パパ、本当にスキー行くの?」
 まるで、私のマネージャーか、夫の浮気を疑っている妻か、さもなくば1人では行かせまいとプレッシャーをかけているか...のようだ。


 夜のチャットで、家族でのスキーオフ参加が決定。
 2月11日の車山でSizがデビュー。
 3歳...私がスキーを始めたのと同じ歳だ。

 そうして何かがつながっていくのだと思った日。

2003年01月16日(木)
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