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■ ネゴシエーター
本日の担当:SHY
「キミはどれだけ手に入れられるの?」 何のことかと言うと、交渉術のこと。
私もkinaも親のものとSizのものをあまり明確に区切る方ではない。 誰かが持っていれば、お互いに貸し借りすればいいだろうと思っている。 だから、我が家に1つしかないものでもあまり問題は起こらない。 PCしかり、デジカメしかり、ビデオデッキしかり、ゲーム機しかり。 Sizが「絶対に禁止」されているのは酒、煙草、車の前席くらいのものだ。
だが、色々な事情で1つしかなかったものが増える場合がある。 我が家のPC、デジカメ、ビデオデッキはここ1年で2台ずつになった。 だが、こうなるともっとうまく回るようになる気もするが、実際はそうはならない。 1台がSiz専用機と化すからだ。 こうして、彼女は高額資産を確実に増やしている。
だが、彼女がよほど苦労しないと手に入らないものもある。 それはお菓子だったり、ジュースだったり、アイスだったり。 そういったものの管理は、kinaは厳しい。 昨夜、夜遅くにSizが泣き始めた。 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよ〜」 「駄目」 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよ〜〜!」(涙) 「駄〜目!」 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよぉ〜〜〜!!!」(号泣) 「駄目ったら駄目っ!!!」 Kinaとのやりとりは熾烈を極める。 もう寝る前だし、歯も磨いた後だし、kinaの言っていることは正しい。 だが、Sizにはまだそれが理解できない。 泣いてもわめいても、kinaは取り合わない。
私もkinaも笑いを堪えるのに必死だ。 意外とSizは弱気で、狡猾だということがわかった夜。
2002年09月03日(火)
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