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■ 大歓迎
本日の担当:SHY
「キミは何を魅力と感じているの」 何のことかと言うと、バスのこと。 Sizは異常なくらいのバス好き。 自家用車にも電車にもあまりときめかないようだが、路線バスだけは別。 どこかに出かけると「バス、のる〜?」と必ず聞いてくるし、ヒートアップしている時に駅前のロータリーなど通ろうものなら、もう大変である。
昨日は家族で出かける用事があった。 「バス、のる〜?」と聞くので「乗るよ」と応えると、もう大はしゃぎ。 駅まで走る走る。彼女にとってはかなりハイペースであろう。 あ、もちろん我々は歩きでついていくのだけれど。
電車に乗っている間は、運転席のかぶりつきで前をおとなしく眺めていた。 私が「電車でGO!」で遊んでいたり、運転席ビューのDVDを観ていたりする映像とのマッチングを確かめていたのだろう。 すれ違いにやってくる電車や、信号の色などを静かに呟いていた。
そして、バス。 最後部の座席に陣取った彼女は、目の前の手すりをつかんだまま動かない。 「バス、好き?」と聞いても、視線を正面に固定したまま「すき」と応えるのみ。 何がそんなにいいのだろう?
用事を済ませて、再びバスでの帰路。 バス停でしばらく待ってから、バス到着。 「バス、来たよ」と教えてあげると「バス〜〜〜〜〜!!!」 両手を上げて、飛び上がりながらの大歓迎ぶり。 停止位置をはかっていた運転手さんも笑っていた。
大人になると、バスは面倒な交通機関の1つになってしまうんだけどね。 こんなことなら、家を買うときも「バス×分、下車後徒歩×分」というような物件でもよかったか。 「駅歩10分以内」にこだわったばっかりに、高い買い物をしたわけで。
電車のことはよく知っているけれど、バスに関しては全くの無知なので少しは勉強しようと、そんなことを思った日。
2002年06月17日(月)
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