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■ 無趣味な父が、娘に与えてあげられるもの
本日の担当:銀吟
僕とSHYは古くからの友人である。知り合ってからはかれこれ15年くらいか。 昨日、おとといと、SHYの多趣味ぶりが紹介されていたが…まあ確かに昔から彼は何にでも興味を示す男だったが、そこへいくと僕にはこれといった趣味がない。
彼は結婚前に『男の子が生まれたら、自分の知ってることは全て教え込む』と話していたが、その言葉は正直、コワイとも思ったし(笑)、逆に教えられそうなものが何もない自分にとっては男の子が生まれたらどうしようと、当時は本気で悩んだ。
両家とも第一子は女の子だったのだが(5ヶ月違い)、それでも彼の多趣味ぶりは、姫君に良い影響を与えているようで羨ましい。今うちの娘がほがらかに育っているのは、僕ではなく、わが妻ユキリンの影響が大きいように思われる。 いつも2人でぺちゃくちゃお話ししているし(但し他人には何を言っているのか全く分からない)、一緒に歌ったり踊ったり…(これも然り)。
とはいえこの僕でも、小さい頃から乗り物に乗ることだけは好きだったので、たまにRinをつれて電車に乗りに行く。きっとこれが、よほど楽しかったのだろう。 それ以来、車で踏切を通る際には必ず『で〜んでん!』と指を指すし、雑誌のお出かけの記事などで、電車の写真を見つけては『で〜んでん!』である。 初めて目の前で新幹線を見せたときの興奮といったらなかった。目を輝かせて、『で〜んでん!』と大騒ぎだった。
今後しばらく、父娘の2人旅は続くことだろう。 無趣味な父の、唯一の楽しみ。
2002年05月08日(水)
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