きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 キミは私の...

本日の担当:SHY

 それは私の日記が終了した後で思いついたのでした。
 古い友人である銀吟と、その妻であるユキリンから「次の連載は?」と催促され、私は彼らを巻き添えにすることに決めたのです。
 かくして、本日から新しい日記を書くことになりました。
 彼らと、私と、私の妻であるkinaの4名が日替わりで思い思いに書き連ねていくことになります。
 行き先を知る者はありません。
 ただ、時間を経て読み返したときに思わず笑みがこぼれるような、そんな作品になったらと私は思います。
 それでは、開幕です。



 「キミは私の奥さんですか」
 何のことかと言うと、最近のSizとkinaの戦いぶり。
 朝は私を見送るのに始まって、帰ってくれば100万ドルスマイルで「おかえぃ〜」とお出迎え。
 私の鞄を奪い取ると書斎にダッシュでお片付け。
 すぐさま戻ってきて「こ〜と、こ〜と」と上着を脱ぐように催促。
 脱いで渡すと、これまた書斎にお片付け。
 再度、戻ってきたら今度は「だっこ〜」。

 kinaが食卓を準備するとそれらを指差して私に向かって「ど〜ぞ」。
 入浴時は私の背中を流し、私が「ゲームでも」と思えば先回りしてPS2の電源を投入し。

 ...一度kinaが「だっこ〜」とSizの真似をしたところ、隣の部屋にいたSizがダッシュしてきて2人の間に割り込みを。
 私を見上げて視線があったと思ったら「だっこ〜」。

 「ごめん、Siz。キミの旦那さんにはなれないよ」
 本気で謝る親馬鹿な日々。

2002年05月01日(水)
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