気まぐれ雑記帳。
< 2021年10月08日(金) > マ!に関する伏せきれない思い。
またマ!に関するふせったー焼きまし。 マ!におけるfall in loveの描写について(※ただしここでいうloveとは恋愛感情に限らないものとする) どっちかというと「憧憬」要素が強いかも。 先日のティーチインで、エメラルドがリョーマに惚れちまったのは「アンタとの勝負に決着をつけて、勝って道を切り開く!その方が楽しいじゃん!」の瞬間だ、って言ってたけどそれは明白だったんですよね。何故かというとその瞬間からエメラルドさんの瞳がウルウルしだすから。気付いていましたよ私は(ガチ勢マウント) 逆にいうと、あの瞳ウルウルはfall in loveを表してるという確信が深まった。ので、その他の場面での瞳ウルウルを探ってみた。 ・越えたいその壁をで南次郎を見るリョーマ(曲中だいたいずっと) ・同曲開始時にラケットのガット整えてる南次郎 ・リョーマの「その方が楽しいじゃん」発言にハッとしたあとのエメラルド ・直後の「俺がテニスを教えてあげるよ」発言のあとのエメラルド ・「無事で良かった」倫子さん←ウルウルじゃなくてウルリンウルリンって感じ(?) ・セカテキ「憧れだったけど」で南次郎を見るチビリョ、そのあとサビで一瞬出るときもウルってた ・ラストエメラルドさんの看板見上げたときのリョーマ←小刻みにフルフル ・親子3人の戯れを見た後に夕日を見る倫子さん 本物のエメラルドさん相手には「ゾクゾクするねぇ」と言わしめた真っ直ぐ三白眼をぶつけ続けてたのに、現実世界に戻ってきて姿を変えて画面に映るエメラルドさん見上げて瞳震わしちゃうリョーマ……何それ……非常にエモです。 かたや猫を助けたリョーマに対する桜乃の「りょ、リョーマくん…!」とか、ポニテになった桜乃に対するリョーマの一連の反応、では瞳は震えてないのよね。恋になりきれてない感じが逆にvery good……最高。 まあつまりこの作中では エメラルド→リョーマ→南次郎→テニス なんだね笑 最近の私の泣きポイントは親父の引退を阻止するために八百長を回避させたリョーマが、南次郎の引退のきっかけになったというボールを差し出して試合を挑むところです。 その結果、自分が南次郎の引退のきっかけになる可能性にリョーマは気付いていたか?というのもポイントになってくる。気付いていなくてただただ真っ直ぐに「強くなりたい」「俺は親父の背中を追いかけるだけじゃなくて越える」を突き詰めた結果知らずに自分が親父を引退のきっかけになってたんだったら泣けるし、気付いていながら「自分がその引導を渡す奴になってやる」という強い決心を持って挑んでるんだったらやっぱり泣ける。 普通に見てたら前者だと思うし私もずっと前者で見てたし色々考えた結果前者が真実であって欲しいと思ってるんだけど、「あれ?そのボール…」って意識してることを踏まえると後者の可能性もあるな、と気付いた上で前者をもう一度噛みしめると尚更泣けてきた。「だめだよリョーマくんいけないよ…そのボール渡して試合しちゃったら親父が引退しちゃうよ…」って思っちゃうけど、もし仮にそれを伝えたとしてもリョーマは逃げずに真っ直ぐ挑んでいってしまうのかな……って考えたらセカテキのイントロまで待てずに泣き出してしまうの許してほしいよ。。。びしゃびしゃ。 まあ未来リョーマと試合してもしなくても教育熱心なパパはいつか育成に目覚めたと思うけどさ(原作はそうなわけで) でも「この試合が終わったら親父は引退しちゃうんだよリョーマ…」って考えながらラリーしてるリョーマ(二人)を見てたらセカテキは涙不可避なんだよなぁ。 関係ねぇけど試合中のスプリットステップの音が大好きなのでSE付のセカテキ音源ください() (さりげなく大石構文挟んだの気付いた?)(だめだよ手塚君いけないよ) チビリョの成長と越えたい壁について。 どうも、チビリョ可愛すぎてチビリョが出てるシーンずっとチビリョばかりガン見してたらチビリョガも可愛いことをずっと見逃してたおばさんです。 作中ずっと、チビリョってニコニコしてるか不思議そうにしてるか怯えてるか泣いてるか寝てるか…なのよね。それが初めて凛々しい表情を見せるのがセカテキの「心焦らせてく」で手を伸ばすリョーマの足元に跪くように登場するシーン。 歌の序盤では楽しそうに手を振りながらボールを目で追ってたのに、その凛々しい表情で登場した次は「子どもの頃からずっと憧れだったけど」のときに南次郎の方だけを見ながら手を振って、手を止めて、凛々しい表情ながら目をキラキラさせて南次郎を見つめる。 ここからは私の妄想多めな考察なんだけど、これまでは漠然と「お父さんカッコイイ」だったのが「プレイヤーとして憧れ」に変わった瞬間だと思うのよね。 そしてここから南次郎の教育熱心パパが始まるわけで、たぶん南次郎らしいおちょくりも入りながらスパルタが始まるわけで、あんなニコニコ純粋だったチビリョも「泣かす!親父ゼッテー泣かす!!」と言うまでに成長するわけだわw「親父を倒す」ことを目標になって、背中を追う日々が続く。「強くなりたい、もっと!」の意志だったり「テニスって楽しいじゃん!」の想いだったりでリョーマは更に強く成長する。 そんな成長したリョーマだけどこの作中で現役の親父のプレイを見て、今までも大きいと思っていた越えたいその壁が想像以上に高くてデカくて遠いことを思い知る。 この段階では「強くなりたい」っていう想い(南次郎曰く「曖昧な答え」)しか持ってなかったリョーマだけど、桜乃という守るべき存在が居ながら走り回る経験と、逃げずに立ち向かって勝って道を切り開くという信念を手に入れることで更に成長を遂げる。これまでは「目標」としての「倒したい」が、明確な「意志」としての「倒したい」になった上で南次郎に勝負を挑む。 そのリョーマと南次郎の戦いをチビリョが見て、チビだけどお父さんと互角に戦うお兄ちゃんカッコイイな、だけどやっぱりお父さんがすごくすごくカッコよくて、「プレイヤーとして憧れ」になる。チビリョの目にそう映ったのは対戦相手のリョーマも強くてカッコよかったから。 つまり中学生リョーマが居たからチビリョはお父さんに明確に憧れを抱いたし、チビリョがその想いを胸に抱いたから中学生になる頃にはあれだけ成長できてたし……どういうこと?うーんタイムパラドックス!こまけぇことはいいんだよ!だってテニスって楽しいじゃん!(万能合い言葉) セカテキで中学生リョーマの前でチビリョが凜々しい表情で跪いてるシーンは、「南次郎へのプレイヤーとしての憧れ」がパスされてるシーンだと私は思ってるんだよね。チビリョは、ふわふわとお父さんカッコイイとしか思ってなかったのが明確に憧れになって、リョーマは憧れを越えた先の倒すべき存在として南次郎を見るようになっているので。 物語冒頭で南次郎は「世界には俺より強い奴はゴロゴロいる」って言ってて、これはリョーマのことを指してるのかもだけど指してないかもしれない(Decide構文)のと、セカテキでの「こんなちっぽけな世界で勝手に満足するなよリョーマ」を併せると…。リョーマは親父を引退に追い込んだくらい強いやつと戦いたいと思ってアメリカに行ったんだろうけど、南次郎は文字通り「世界は広いぞ」を伝えたかっただけだし、南次郎自身は「世界は広げられるぞ」を体現したんだよね。現役南次郎は実力的にはぶっちぎってたっぽいし、八百長もせずリョーマとも戦わず世界のトッププレイヤーに君臨し続けてたら、チビリョは自分に壁として立ちはだかるわけでもない世界最強のパパに憧れた純朴なテニス少年になってたのかもしれないよね。それじゃあつまんないじゃん。 このようにチビリョが現在のリョーマになるまでの経緯に思いを馳せることになってしまい、ああだから『リョーマ!』なんだわな、と気付かされてからセカテキは号泣必至だしなんならその前のやり取りで涙腺崩壊するからセカテキイントロに辿り着くまで耐えられないんですよ。。まあ、妄想ですけどね。
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