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■ わすれられない戒。
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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***** グリーンのシートのかかったベッド。 まぶしいくらい明るい蛍光灯。 キレイな室内。 ほんのりと、 消毒薬の匂いがする。。。。。
その日。
何かの儀式が終わるかのように、 両の頬にゆっくりと口付けをして、 そして、 静かに抱きしめられた。
おだやかだった水面が波打つように、 急に感情がこみあがってくる。
抱きしめられる腕が優しかった。 あたたかかった。
『・・・・もぅ、やだ・・・』 『もぅやだよぉっ・・・・・』
無意識に抑えていた感情が、 あふれた瞬間だった。
抱きしめてくれてる腕に 力がこもるのがわかる。
子供のように 嗚咽しながらないた。
ほんの少しの時間だったけれど。
『大丈夫・・・大丈夫だから。』
しがみついてなく子供をあやすように 安心させるように そう耳元でささやかれる。
『二度目はないから。絶対にないから。』
何度も何度も 優しく背中をさすりながら、 でも、腕にこめた力はゆるまずに、
だきしめられていた。 ただ だきしめられていた。
あの日。。。。。。
きっと一生忘れることはない。
まさか、自分におこるなんておもっていなかった。 そんな結果になる恋愛を したくないと思っていきていた。
あの日。 抱きしめたかった命を殺した日。。。。
>>多分続きます。もしくは消します。
2004年02月10日(火)
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