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 ナクシテシマウノダロゥカ。#ソレカラ
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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アイツのお話のつづきをしませう。

*****


何気にサイトっぽくトップつくりました。


きのうもかいたけどさ。
******

で。アイツのお話。
よっちゃん、の、おはなし。


「アタシは消しません。」


クリスマスに送信したメール。
今でも、送信ボックスにのこってる。

バィバィ

もう、
これでほんとうに、
ばいばいなのかもね。


その後、一回だけ、メールがきた。
消されたはずの、
アタシのアドレス。
名前ではでない。
アドレスだけで、それでも、
だれからきたかなんて、
わかってしまうよね。


------
スキだから、消す。
------

こんな内容だったきがする。
それはとても短い文章だったきがする。

「気がする」
というのは、
もう、
アタシの携帯電話の受信ボックスは、
受信ボックスの、アイツフォルダは、
空だから。
すべて、消してしまったから。

アドレスは消さなかった。
だけど、
受信メールを保存しておくには、
アタシは失ったものがイタイ。
携帯をかえてから、
その最後のメールまで、
すべて、とってあった。
なにひとつ、消していなかった。

まだ、
ただ単に
特別なだけの人間関係。
男とか女とか、そんなもののない関係。
他愛のないメールから、
いつものやりとりの記録。
そして、
微妙な駆け引きっぽい履歴と、
『コイビトゴッコ』
の日の履歴。

それからそれから、
その後のアタシタチの
トモダチではなくなる過程。

それがコトバとして残っていた。
距離の離れているアタシタチには、
電話か、メールがほとんどで、
そしてお互いコトバが
文字が多かったきがする。

履歴をたどって眺めるだけで、
まざまざとよみがえる記憶と、
どうしてこうなってしまったんだろぉという後悔。
そして、
過去のアタシタチの関係がまぶしくて。
懐かしくてうらやましくて

コワレテシマッタコトを、
ナクシテシマッタコトを

再確認してやまない。

それが、イタイ。

だから、
消した。

アドレスは、消さない。
アイツがすきだから。
人としてすきだから。
特別な思いは、
過去とかわらないから。

だけど、
だけどね・・・・・・。



消してしまった履歴。
残ったのは、空のフォルダ。
アイツの名前のついたフォルダ。
そしてあいまいな記憶。






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サヨウナラのかわりは、
グリーティングの挨拶だった。
過去にもどれないよと、
断言された内容のメールの最後は、
いつものように「元気かよ」って
普通に電話でもかかってきそうな、
そんなコトバで終わってた。

消してしまったけど、
あいまいな記憶だけど、
それだけは、はっきりおぼえている。

すこしおかしくて、
だけど切なかった。


だれか、
アイツを幸せにしてくれるだろうか?
今まで、
いろんな恋愛で傷ついてきたアイツに、
愛する人と思い会えているころの、
優しい笑顔をあたえてくれるんだろうか。

アタシは、
アイツの幸せそうな笑顔がダイスキだった。
好きな人を大切にしてるあいつがダイスキだった。
好きな人とのことで傷ついているあいつを助けたかった。
不器用な二人の
足りない言葉を足りない行動をちくちく指摘して、
時には弱ったアイツとぼーっとした時間をすごして、
代わりにないたりして。

大切だった。
とっても大切だったんだ。

アタシが幸せにしたいとおもっていたわけじゃない。
ただ、
幸せでいてほしかった。
それをずっと、
かわらずみていれる距離にいるものだと、
いれるものだと
思っていた。

こんな形で、
失う日がくるなんて、
思ってもいなかった。
思ってもいなかったんだ。


ホントウに。
ホントウに・・・・・・。


消されたアドレス。
消さないアドレス。

どこかで、
アイツがアドレスをかえない限り、
いつかふいに、
メールが届くきがしてたりもする。
きたらいいなとおもっている。

わずかで、かすかで、
ありえないかもしれないけど、


アタシタチのすごした
特別であったトモダチの期間が、
まるでなかったかのような日々になってしまったことが
やっぱりどこかで
信じられないんだ。


そのくらい、
特別だったんだ。






2004年01月02日(金)
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