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■ なくしてしまうのダロウカ。7
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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『はぃ・・・?』
出方からしてよくなかったのかもしれない。 電話の。
アイツはゆった。 今回。かえってきて。 ほんの少ししかあえなくて。 仕事があっても、 そういうの片付けてないってことは、 会いたくなかったってことじゃないのか。 家にいきたかった。 何をするでもなく、 ただそばに夜どうしいるだけでいいから。 仕事をしてる傍らにいるだけでいいから。 それでよかったのに。 (そばにいるだけじゃないかもしれないけど。) せっかく帰ってきたのに、 こんなんでは意味がない。 意味がなかったじゃないか。 と。
・・・はぁ?
ダメだアタシの思考回路。 何をゆっているんだ?と思ってしまった。
アタシは。 アイツを好きだけど、 だけど、 それは恋愛感情ではないんだ。 確かに、『コイビトゴッコ』をしてしまったとき、 あのとき。 ぎゅってしてしまった。キスもしてしまった。 それはそうだけど。 でも、 あの日限りの夢。 あの日で終りにしようとしたこと。 確かにすこしはひきづったけれど、 アタシだけもう現実にもどってしまったのか。 アタシはただもう、 アイツのことは今までとかわらぬ視点でしかみていない。 変わらず好き。ダイスキ。 だけど、それはキスやハグやそれ以上を求めるスキではないの。 ないんだよ・・・・・・。
なのにアイツは責める。 アタシがそういう感情であることをしっているはずの アイツはせめる。 俺に会いたいとおもってくれてないのか、と。 俺のそばにいたいと思ってくれないのかと。
ごめん。アタシ、 アイツの求める感情では応えられない。 応えられないんだ。
だから、 正直会いたくなかった。 ゆっくりは会いたくなかった。 距離を保ちたかった。 今は特に。
電話口でアタシ、口答えをする。
>>・・・続く
2003年09月20日(土)
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