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■ なくしてしまうのダロウカ。5
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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『意味がない。』
**** それはアイツが帰る日。 アタシタチは多分あえないって。 そうゆってはあったけど。 でも、もしかしたら見送りくらい? はできるかもしれない。 そんな話もしていたから。
その日。 仕事が終わったのは、 予定よりもかなり、遅くなった。 アイツが帰るとゆっていた時刻はうろおぼえ。 それでも、 まにあわなくもないかな? くらいの時間だったとおもう。
仕事がおわって。 職場の人たちと別れてすぐ、 アタシはアイツに電話をかけた。
tellllll tellllll
・・・・
10回くらいのコール音をきいて、 回線を切る。
帰りみちを歩きながら、 あたしは2.3分おきにおなじことを繰り返した。
夜中中 あうことはできないけれど。 それは、トモダチでいたいから。 いまのままではそれをすると、 トモダチでなくなるきがしたから。 だから、 それはしなかったけれど、 ずっとダイスキな大切なトモダチだった。 今回は、 いつもより会う時間もすくなかったし、 次に会うのは未定。 普通に半年後とかかもしれない。 だったら、 たぶんあえても5分くらい。 だけど、 見送るくらい時間があうなら しようと、おもった。 おもっていた。
数分おきに、 数回ならしてもかからない電話。
アタシは帰りの駅につく。 電車のくる、駅につく。
アイツをみおくるのには、 違う駅にいかなければいけなかった。 見送らないのであれば、 のる電車は反対方向・・・・・・・・・。
切符は本来いくほうへのものをかったけれど。 ぎりぎりまで迷う。
連絡はつかないけれど、 アイツを見送る駅までいこうか?
でも、 連絡がつかない現状。 すでに乗ってしまったのかもしれない。
アイツを見送るなら、アイツのいるはずの駅にむかう電車を見送ってすぐ、 帰路につく電車がホームにすべりこんでくる。
まぁでもこれで、 よかったのかもしれない。
そうおもいながら窓のそとをみてた。 ドア付近にたったまま、みてた。
乗っている電車が出発してすぐ。 ほんとうに、すぐだったきがする。 走り出してすぐ。
ブブブブブ
携帯が振動する。 ライトの色が、 アイツからだとアタシにしらせる。
>>・・・続く
2003年09月16日(火)
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