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 コイビトゴッコ。(見落シテイタコト。)
+++
ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++



昨日日記更新しようと、
長々かいたら、
あと一行で『登録ボタン。』
というところで、


パソコン画面真っ青。


エラー画面。
パソ終了。
叫んだ。笑



日記続き

******
アタシを抱きしめるアイツ。
アタタカイ。
ぬくもりが流れ込む。
別に驚きもしなかった。
あわてたりもしなかった。
何故だろう。
まるで当然のなりゆきのよう。


アタタカくて、ココチがいい。



コトバはなかった。
そこにあるのは沈黙と、
プレーヤーから流れる小さな音楽。

横たわるアタシにかぶさるように、
アイツがアタシを抱きしめている。
ガラスの向こうは白んで来ていて、
あたしはしばらく、
その心地よさに埋もれていた。
重くもない、むしろ軽いくらいの肢体の重み。


アイツから流れ込んできたものは、
アタシへの優しさだ。
うぬぼれかもしれないけど、
何故か間違っていないと信じれる。
でも、
その優しさの向こうに、
『別のもの』
を、みつけた。








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それは、
アイツの悲しみ。
アイツの痛んだココロ。

瞬間、
どうして忘れていたのかと、思った。
そして、忘れていた自分を馬鹿だと思った。
自分のことばかりでいっぱいになって、
いつもなら気づいてあげれていたものに、
きづけなかった。

同時に、
どうしてコノヒトはこうなのだと、思った。
そして、そんなアイツを馬鹿で切なくてダイスキだと思った。
スキは恋愛感情ではないもの。
でも、格別なもの。
自分に余裕がないくせに、
崩れそうな精神を仕事の忙しさや、
『アノ子』への淡い『恋愛感情』で、
見ないようにして、
そして保っているコトを、
だれよりも、だれよりも全部見てきたノニ。
知っていたのに。

アタシの出来事はアイツには直接関係はしなくて。
アイツの出来事もアタシには直接関係はしなくて。

だけど、
一人で抱え込むことに耐えれず、
みんなにさらけ出すことも出来ず、
ただ、コトバにして吐露する先だけどしてでも、
アタシタチは唯一なもの同士であったのに。

だからといって、
いつもべったり依存はしない。
それはどこか、違うものだから。

なのにアタシは依存した。
『出来事』から浮上するモノになったかもしれない、
『アノ子』よりアタシを選ばせた。
そしてアイツはアタシを慰めようと、優しさをくれた。
なのに、
アタシはアイツの『闇』を塞ぐものを奪って、
そして甘えたんだ。
いつもはしない、
『べったりと依存』
をしてしまったんだ。



アタシを抱きしめる腕が、
少し震えている気がした。


>>『ゴメンね・・・。
  ・・・・有難う。
 

  ・・・・・・・・
  大丈夫・・・・・?』


『・・・・ばぁか・・・。』



コトバの意味が通じたのか。
抱きしめられてから、
抱きしめ返してから、
初めて発した声だった気がする。



震えていたのは、  アタシだったかもしれない。




>>・・・続く



2003年08月03日(日)
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