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■ コイビトゴッコ。(時間をください。)
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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カレにメールを送りつつ。 返信をまちつつ。 携帯をにぎりしめたまま なきつかれて眠ってしまった。 アタシ。
ふとめがさめたのは、 それから一時間くらいたってからか。 目が覚めて最初にみたものは、 携帯電話のディスプレイ。
着信。なし。 メール着信。なし。
ああ。しかたないな。 だめだったんだな。
そう思った。
ぼーーっとする頭をかかえながら。 家庭でやらなければいけないことを、 すべてほったらかしにしていたことを思い出して。 作業をすべく、おきあがる。
体はうまくうごかないけれど、 もう、涙は止まっていた。
...
不意に、携帯が震えた。 カレからのメール着信をしらせる、ライトの色。
>>『電話したんだけど、電源?入ってない? つながらなかった。』
思いもかけない言葉にびっくりする。 電波がたまに悪いベットルーム。 かけてくれたのか? かけてくれないのかとおもっていたのに。 かけてくれていたんだろうか?
>>『何があったかしらないけど、まぁ、がんばれ。』
ぶっきらぼうだけど、 カレらしい。 そう思った。
でもね。
『アナタラシイ』メールよりも。 あなたの声で。 あなたから言葉がほしかったんだ。
かけたけどつながらなかった。
それが本当なのか、言い訳なのか。 そんなのは、どうでもよかった。 もしかしたら本当かもしれない。 かけてくれたなら、よかった。 あんな面倒っぽい感情むき出しのメールを送って。 それでも連絡をくれたところがうれしかった。
だから、本当はそれだけじゃいやだったけど。 言葉がほしかったけど、 声がききたかったけど。
やっぱり、これ以上はやめておこう。
そう、思うあたしがいた。 きっと。 眠ったら、なおる。 明日になれば。 朝おきれば。 嗚咽を繰り返し、 涙で枕をぬらしただなんて。 びっくりだなぁ。。。くらいにわらっていえるさ。
アタシは、 へこみやすく、もどりやすい。 いつもそうだ。 きっと。 きっと今度も、 寝たら直る。
そうおもった。
でも、カレへ返信をかえしてしまえば、 また弱いあたしの感情をぶつけそうで。 だからあたしは。 まぁ、もうちょっと気力がわいてきたら、 『いやぁ、こないだはすみませんねw』 くらいののりで、返信をかえそうかな、 なんておもって その日は返信しなかった。
・・・そして朝はくるんだ。 どんなにへこんだってないたって。 時間はすぎていくんだ。
そして。 気力ももどれるだろうと思って迎えた朝。 アタシはあるメールを打つ。
『時間をください。ほんのすこしでいいから。』
それは。 カレにではなく、アイツに。 よっちゃんに。
もしも。 もしもこのメールを送らなかったら。 アタシタチはアタシタチのままだったのかもしれないのにね。
>>・・・・続く。
2003年06月05日(木)
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