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■ ゆびさき。握りしめた夜。11
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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カレラと他愛もない話をしながら、 お酒を注がれて飲むアタシ。
家をでてから、二時間くらいがたったころかな。 不意に携帯がなっていた。 いや。 なっていたっていうか、 震えていた。 バイブにしてあったから。
ブーン・・・ブーン・・・
検討はついていたけど、 一応確認。 やっぱり。 旦那様。
携帯の画面をひらいて、 着信相手の名前よみる。 予想道理の名前。 アタシは。
旦那様も心配してるかもだし、 長いせずにかえろうかな。
とかおもっていたはずなのに、 なぜか気分が一気に重くなった。
頭は冷えていたけど、 連絡があったことで、 なんとなく『言い合い』していたときの、 気分を思い出したんだ。
震えるままの携帯の、 ボタンをおしつづけて、留守電にする。 そして、かばんにもどす。
しばらくしたら、 また携帯が震えだす。
今度は、メール。
『大丈夫?』
ちょっと。 乾いた笑いがでてきた。 大丈夫。か、だってさ。 ごめんね、は、ありえないんだ。 何がアタシをおいつめたかなんて、 きっと、 アナタは想像もしていないんだろうな。 そうおもえて。
メールの画面はみただけで、 再び携帯は閉じる。
『無視しまくりだな。』
不意に声がして驚いた。 何気に。 カレがこっちをみてた。
『・・・・目覚ましがなっただけだってw』
カレは。 きっと何かおもっていたんだとおもう。 でも、あへてきかない。 それは、 きをつかっているのか。 面倒なだけなのか。 わからないけど。
『本当になにもない』
とは、 きっと思ってなかったんだ。 でも、だからって。
『じゃぁ、きにしない』
という態度をとったカレに、 いまさらなにを吐けというのか。 カレのその態度に、 アタシはそれでいいっておもったんだから、 ここで適度に探りをいれられたからって、 もう、 『打算的』なことはしないって、 そうおもったから、しないんだ。 ゆわないんだ。
何故って? だって、こんなにも。 みんなで他愛もない話をしているのに。
どうしてか。 何故か。
アタシはカレと戯れていたから。
見えない場所で。 コタツの中の世界で。
*** でもべつに、そんなえろいことしてないけどw
>>続く。。。
2003年03月20日(木)
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