|
|
■■■
■■
■ ゆびさき。握りしめた夜。9
+++
ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++
ぐるぐる考えていても、 結論なんて出ない。
だって、でるわけなんか、ないのだから。
アタシ、と、家族。 アタシ、と、旦那様。
珍しく言い合い。 ひさしぶりに言い合い。 初めてアタシから家をでてしまうくらい。
だからって、 ものすごく激しいケンカをした、とか。 そういうものじゃない。 そういうわけじゃない。
ただ。
どちらも正しくて、 どちらもまちがっている。
そんな状態だったんだとおもう。
アタシにはアタシの、 『こう思う』という正しい考えがあって、 旦那様には旦那様の、 『こう思う』という正しい考え方があって、
それは根本的なとこで、 一致しない。
言い合いをしていて、 食い違う意見のなかで、 食い違う理解の仕方のなかで、
『疲れた』
という思う心が顔を出す。
もう、いいや。
投げやりなアタシ。
なきたくないから。 ないたって。 アナタはため息をひとつついて、 冷静にアタシをみるだけ。 そして、
『オレがまちがってる』
なんて、おもいもしないのだろうから。
だから、 解決なんてしないんだ。 いくらアタシタチが話し合ったって。
***** そんなことを考えながら、 アタシはケイの家についた。 ケイの家。 カレラの居る家。 『カレ』の居る家。
バカナダサン
は失敗におわって、 でもそれでよかったっておもって。 ただ、 普通にそこにいれるならいいや。 みんなといれるならいいや。 そこで普通にしていることで、 アタシのモチベーションはきっと、 あがってくるんだ。
『振り』
だけだったものが、 いつしか本当になる。 そんな居場所。 それがカレラのいるところ。 アタシを受け入れてくれる、 カレラの環境。
なんてふと考える。 いやきっと、そうじゃない。 そう否定する想いはあるけど、 わからない。自信はない。
たまたま。 カレラは偶然あつまっていただけ。 きてもいいってゆってくれたから。 深い意味はなく。 それでもくるならきなよってゆってくれたから。
結局、 アタシはそこに甘えてしまうんだ。
>>続く・・・・
2003年03月18日(火)
|
|
|