ブツブツ独り言
2002年02月08日(金) |
<FONT color="#ffffff">雨は嫌いだ!</FONT> |
今日も暖かく、今時には珍しい雨が降っていた。
俺は雪は好きだが、雨は嫌いだ・・・、気分が滅入る。
でも、昔は雨が好きだったはずだ。昔と言っても高校時代ではあるが・・・・。
我が○○高バスケットボールクラブは、どうしてここまでと言うくらいとにかく走ってばかりだった。
バスケットはいくら体力が必要なスポーツだからといって、陸上部や野球部よりも走るんだ。
体育館を他の部が使う曜日には、決まって20キロ近くのロードワーク!!
「俺たちって、何のクラブなんだ?」と真剣に考えてしまったものだった。
雨が降るとロードワークは中止!! だから雨が好きだった。
雨が降った日にはクラブが早く終わるため、彼女?と下校することも極たまにあった。
当然俺は傘などを持って歩く性格ではなかった。
照れくさかったけれど相合い傘・・・・。
デカイ俺には相合い傘で雨はしのげなかったが、甘く香る彼女の匂いが・・・!! だから雨が好きだった。
雨が降った日には、町の家々、木、草、花、土など、目に見えるすべてが洗い流され、
すべてのものが綺麗に鮮やかによみがえったかのように見える気持ちよさがあった・・・。
そして、雨上がりには自然の香りが匂い立ち、心が洗われた!! だから雨が好きだった。
でも、大人になってからは・・・・。
雨の日はおしめをはじめとする大量の洗濯物がのれんのようにあちこちに干された。
子供達の濡れた靴からは異様な匂いが放たれた。
外で遊べない子供達は家で猛獣のように暴れ回っていた。
雨が降り続くと風通しの悪い押入には見たこともないキノコが生えた。
お気に入りのリーガルの靴が雨で台無しになった。
お気に入りの白いチノパンツが泥ハネで黒いシミになった。
何時間もかけ丁寧に塗った車のワックスが落ちた。
雨の日に好きな彼女と別れた。
酸性雨に当たり続け、髪の毛が薄くなった。
だから、雨は嫌いだ!!
oyazy
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