前に書いたかもしれないけれど、
私は「頑張って」という声援が嫌い。
日本では当たり前なのかもしれないけれど
応援する＝「頑張れ！」って図式も嫌い。

頭を使わなくても良い、という意味では
「ゴメン」って言葉も好きじゃない。
反省してようがしてまいが、
とりあえず出てくる「ゴメン」「スミマセン」が嫌い。

話は戻るけど。

ちょっと前に毎日のように覗いていた日記が
或る日を境にピッタリを更新が止まり、
それでもいつか更新されるかも、という思いから
お気に入りから外すことが出来ずにいたんだけど、
その日記がかなり久しぶりに、
でも「本当に最後」と銘打っての更新があった。

ホント、私から見たら
彼女の書く文章からでしか事実を量りえないけど
いろいろと楽しいこと･辛いことがあった彼女。
彼女の掲示板には根源であろう彼氏（正確には元カレ）も
書き込みに来ていたりしていた。
その掲示板の彼の言葉に
私の嫌いな「頑張れ」があった。

そりゃ、私には彼女と彼のことは
10分の1も、いや、10000分の1も分かってないと思う。
なのに、どうしてこんなに彼の言葉に嫌悪を感じるのか？

彼女の日記を読んでいない人なら
私の疑問すら分からないでしょうね（苦笑）

彼女はもがきながらも頑張ってるようにみえた。
確かに彼女のサイトで、彼女の日記だもの、
彼女が良く見えて当然と計っても
やっぱり彼女は頑張ってみえた。
一時は絶望に追いやられている様も見えた、
けれど最終の更新での彼女は
メラメラと見える熱い情熱でないにしろ
静かな、でも確実に前を向いている女性に戻っているようにみえた。
そしてそこから更に新しい自分探しに旅立つところで
しばらく更新出来ない為の「最後」だった。

そんな彼女に
やっぱり私からは「頑張って」なんて言えないと思った。
ううん、言えないよ。

なのに。
なのに。

偽善者と呼ばれてもしょうがない。
だけど、彼の安易なその言葉は許せなかった。
なんだか、とても悔しくて泣きそうだった。

アンタが原因の一つでもあるくせに。
ドウシテソンナコトバガイエルノ？

彼女から逃げることしかしなかった、アンタが。