michiyonのしあわせ探し
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2002年11月08日(金) |
ヒラメちゃんの思い出 |
10月22日は大すきだったヒラメちゃんの命日でした。
本当はこの日にこのお話をアップするつもりだったのですが、はぁ〜… 結局まとまらないまま今日にいたりました。
つらかったお別れから もう4年になります。
元気だったら 今ごろ13才になってたヒラメちゃん。
今は長生きの猫さんが多いので まだ9才で天国へと旅だったしまったヒラメちゃんを思うと
短い一生だったという気がして とても残念でなりません。
それまでとても元気だったヒラメちゃんが 突然心臓の病で倒れたのは…
主人が厄年の年でした。
まるで 主人に起こったかもしれない災いを 全部代わりに背負っていってしまったかのような
ヒラメちゃんの死…。
私には それが偶然のこととは どうしても思えませんでした。
ヒラメちゃんは 私が生まれて初めて一緒に暮した猫なので
猫というものがよくわかっていなかった私には 驚くこともいっぱいありました。
まず はじめは慣れなくて 何度もおどろかされたのが
猫が全く足音をたてないで 歩くということ。
何の音もしないのに 気がつくと すぐ後にいるヒラメちゃんに いつも(*_*)ビクッとしてました。
それから ”ゴロゴロ”という音。
猫がゴロゴロいうっていうことは知っていましたが、それが実際はどんな音なのか 聞いたこともなかったので、
家へもらわれてきた日の晩に 枕元で寝ていたヒラメちゃんから”グーグー”という
大きな音が聞こえてきた時は「何事!!!」とびっくり!
心配になって元親さんに聞いて見ると、「それは安心した時に発する“ゴロゴロ”」ですよって 言われて
「へぇ〜〜〜〜 これがゴロゴロ!」って思ったり。
初めて体をくねらせて 何かを吐き出した時も大騒ぎ!!!
「きゃ〜っ!!! ヒ、ヒラメちゃんが大変!!!」 と大慌て。 マジで何事かと思いました。
でも、それも猫にとっては 普通のことで
ただ毛玉を吐き出しただけのこと と わかって一安心。
ヒラメちゃんは結構賢くて 髪の毛に巻くカーラーを投げてあげると
犬のように 口にくわえて戻って来たり…
“だるまさんが転んだ”のゲームのように 見てない時だけ近づいてきて
ふっと振り向くと そのままのポーズで動かなくなったり…
押し入れの中が大好きで 毛だらけになるからダメって何度言っても
自分で戸を開けて入ってしまったり…
網戸の戸も自分で開けて 知らないうちにベランダを一周してきたり… (前の家は角部屋でぐるっとベランダに囲まれていたんです。)
かすみ草がダイスキで、お花と一緒に生けてあるとすぐに食べてしまって
あげくに買ってきたばかりの花瓶を思いっきり倒して割ってしまったり…
私が台所でたまねぎを刻んでいると それが目にしみるのか
目をシバシバさせて 涙を浮かべながらも 側から離れなかったり…
病院が大きらいで、カゴを押入れから出そうとしただけで すぐに姿を消してしまったり…
気に入らないことがあると押入れに入ったままで 絶対にごはんを食べなかったり…
ペット禁止のマンションだったので 近所の人に見つかるとまずいからって言っているのに 玄関のドアを開けるといつも外に出てきてしまったり…
そのくせ お外の公園に連れて行ったら いきなり腰がぬけたように 一歩も歩けなくなってしまったり…
いろんなことをしてくれました。
ヒラメちゃんとは いっぱいケンカもしましたが 大大大大だ〜いすきでした。
私には特別な猫だったヒラメちゃん。
今はお星さまになってしまって抱っこすることもできないけれど
いつも側にいて 守ってくれてるヒラメちゃん。
ヒラメちゃんがいなかったら きっと今のモンちゃんやフクちゃんとの生活もなかったと思う。
一緒に暮した時間が どんどん どんどん 遠くなってしまうけれど
ヒラメちゃんは いつまでたっても 私の心に生きつづけている特別なニャンコなんです。
ヒラメちゃんは そして モンちゃんやフクちゃんは 神様が私にくれた最高のプレゼントです。
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